【松戸市】関東一狭い!?ハード系ベーカリーKuu(クー)はハードブレッド初心者でもファンになるお味
※当店は2024年5月に閉店し、盛岡8月に移転しました。
2021年9月、突如に突如現れた松戸の新星ベーカリー。岩瀬跨線橋通り沿いにある小さな敷地にこじんまりと佇む。
小さいけれど、今まで松戸になかったいい意味で異質な存在感を放っていた。早速覗いてみる。(来訪はクリスマス前)
目印は鮮やかなブルーの扉
いつもバスで通ると目を引く色鮮やかなブルーの扉。これが見えると数秒間は釘付けになってしまう。なぜかというと筆者が通るときは決まってCLOSEの時が多いからだ。(と言っても看板を見るとおやすみは数日なのでたまたまなんだと思う)
運よくOPENしてる日に近くへ来たのでこれはいかずばなるまい!と早速足を運んでみた。
一歩入ると、そこは激狭空間!
このように売り場だけだと恐らく1畳もない非常に狭い空間に繊細なパンたちが敷き詰められている。この日は子どもと一緒だったのだが、大人と小さな子1人がやっと入れる空間だった。奥を覗くと焼き釜や作業スペースが見える。
ハードパン好きにはたまらない! 豊富なハード系ブレッド
お店の看板商品、「五香粉とチョコレートのマリアージュ」を筆頭に約10種類のこだわりの詰まったパンが陳列されている。筆者は正直ハード系のパンは苦手(じゃ、なぜ入った)だが百聞は一見にしかず。気になったパンは片っ端から食べてみよう!
メニューを見るとお酒好きの店主なのかな?と思うほど、お酒のアテになりそうなメニューばかりだ。
なるほど、近所に「Wine not?」というハードブレッドと自然派ワインレストランのオーナーでもあるらしい。お店のネーミングにもセンスを感じる。
この中では多分看板メニューの「五香粉とチョコレートのマリアージュ」をいただくことにした。
来訪した時はクリスマスが近かったので、シュトーレンやパネトーネなどのクリスマスメニューが出揃っていた。一番右の「月光」は店主曰く、クリスマスマーケットに出店用につくったらたまたまうまくできちゃったので店頭に並べたそう。
あまりに自画自賛されるので気になり、エスプレッソとチョコチップを使ったパンは珍しいので1ついただくことに。
こちらは割とメジャーなパンが出揃い、ハード系初心者にも優しいパン。筆者は定番のあんバタをいただくことにした。
店頭にあるハードブレッドの看板を見ると、最初にあった「五香粉とチョコレートのマリアージュ」と「サングリア」の商品があった。恐らくこの2つがKuuさんの看板メニュー。
実食してみた
まずは定番メニューのあんバタから。贅沢に厚切りされたバターとあんこがたっぷりと詰められて、見るからに多幸感満載の愛しきパンだ。食べる前からよだれが止まらない!上質なバターと丁寧に炊かれたあんこと小麦の香り豊かなソフト系フランスパンの三重奏が口に広がる。
こちらは「五香粉とチョコレートのマリアージュ」の1本サイズ。ハーフのつもりで頼んだら1本だったのでそんなに大きくはない。どれぐらい持つか聞いたら常温で4日ぐらい、とのこと。五香粉(ウーシャンフェン)を使ったパンは今まで聞いたことがない。
そもそもパンと合うのか恐る恐る食べたところ、これはウーシャンフェンじゃないと成り立たない唯一無二のパンだった。チョコとの相性もマリアージュという名なだけにマッチしていて、カシューナッツやヘーゼルナッツ、アーモンドが惜しげもなくびっしり!レモンピールがいいアクセントになっていた。これはハードブレッドが苦手な筆者も目から鱗のパンだった。
筆者の母も大変気に入って喜んで半分持って帰っていった(後日談)
直焙煎のコーヒーも販売。豆はパンにも
店頭には直焙煎の珈琲店、yaco cofeeがお店の名前「空宇」のオリジナルをつくられたそう。コーヒー豆も販売されており、こちらのコーヒー豆が新作の「月光」にも使用されている。コロンビアとケニアの深煎ブレンド。Kuuのパンに合う苦味と甘味のバランスのとれたコーヒーなんだとか。
パンと一緒にオリジナルのコーヒーも買えてしまうなんて!
松戸に来たら、ぜひ訪れてみてはいかが。
店名:Bakery Kuu(ベーカリークウ)
住所:千葉県松戸市根本13-1中銀松戸マンシオン108号
営業時間 10:00〜14:00
15:00〜18:00 ※売り切れ次第終了
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日等が記載と異なる場合がございます。ご来店時は、事前に店舗へご確認をお願いします。
定休日:不定休(店頭の看板に記載有)
Instagram:Kuu公式Instagram
HP:Kuu公式サイト