【新宿】連日行列! EAToLUMINEの「東京豚饅」は551蓬莱を完全再現した大人気豚まん専門店
大阪の豚まんといえば「551蓬莱」。今まで大阪でしか買えなかった肉まんの味が東京でも食べれる、と2021年恵比寿に「東京豚饅」がオープンした時は、大きな話題を呼んだ。当時は3.4時間待ちが当たり前だったことを記憶している。
551蓬莱の創業者 羅 邦強の孫が代々伝わるレシピを完全再現したお店がこちらの「東京豚饅」だそう。
恵比寿、自由が丘店に続き「東京豚饅」3号店が2024年、4月に新設された食のテーマパーク「EAToルミネ」にできた。
改札内のEAToLIMINE 改札内で手に入る嬉しさ
場所はJR新宿駅B1Fの改札内(西口)のEAToLIMINEにある。まずルミネの外にずらっと行列があり、何事かと思ったがやはり「東京豚饅」の列だった。
この日は平日の雨だったが、30人以上は前に並んでおり、待ち時間30分との案内あり。
豚まん以外にも551メニューが食べられる嬉しさ
豚まん全般の賞味期限は常温で当日中、冷蔵保存で3日、チルドだと+80円で4日間に伸びる。豚まんの他にも焼売、ミートボール、ちまきまであるので夕食のおかずもここで完結できてしまうではないか!
待っている間にお客さんが「団子とちまきは絶対食べた方がいいらしいよ」と熱弁しているのを小耳に挟んだ。
これが噂の惣菜たち! どれもほど良い大きさでこれは確かにおいしそうだ。551にも甘酢団子、焼売、ちまきがある。
今まで味わえなかった包みたて・蒸し立てのおいしさ
工房が併設されており、1個ずつ丁寧に包まれていく饅頭たちを拝むことができる。東京に来るまでは味わえることができなかったできたての豚まん。東京に来てくれてありがとう!と心の中で拍手をしたくなる。
順番待ちは案内の通り、ピッタリ30分だった。
会計の前段階で個数を聞かれ、用意したものを会計するシステム。全てがライン化されていて無駄な動きが一切ない。お会計のときに「あ、やっぱりもう一個追加で」とならないように綿密な作戦が注文時では必要。
こちらが豚まんのサンプルケース。胡椒まんも気になったが王道の豚饅をいただくことにした。
食べ歩き用にアツアツ・できたての肉まんを食べることもできる。これはすぐに頬張りたい!
噂の豚まんを早速頬張る! 甘酢肉団子も
これから蒸される豚まんたち。いってらっしゃい!
こちらが入浴したてのほかほか豚まん。少し乾燥した時は上から水をかけてから蒸すとしっとり感が復活する。
驚いたのはあんはもちろん皮の新鮮さ!当日包んだその日しか味わえない小麦とお肉のうまみが感じられた。
公式HPによると
皮は生産量・販売に合わせて発酵のピークを毎日コントロールしているというから驚き。
むっちり、もっちりしていて存在感があるのに中のあんを絶妙に引き立てる。
肉ダネはお肉、玉ねぎがダイス状にカットされているので肉の食感をしっかり感じられた。大阪人は子供の頃から豚まんをおやつにしていたという、なるほど、この素朴で気をてらっていない味が多くの人から愛される味になったのか。
肉団子もパクパク箸が進むおいしさ
8個入り580円の甘酢肉団子。1個が大きいのに割とリーズナブル。
豚まんと同じ肉だねなのだろうか、雑味一切なしの正真正銘ミートボールだった。甘酢あんにどこか懐かしさも感じられ、ご飯と一緒に進む進む!おかわり!と発してしまいそうになるほど、やみつきミートボールだった。
これからは肉まんでなく豚まんと呼ぼう
551蓬莱のサイトを見ると決して肉まんとは書いていない。執筆中も危うく肉まんと書いてしまったが、「中身ぎっしり!肉まんちゃう、豚まんやで!」のキャッチコピーが目に留まり、慌てて肉まんから豚まんに訂正した。
それぐらいプライドを持って作っているのが伝わる。恐らく、肉まんのまま公開したら本家に怒られる。
本場、大阪の551の豚まんも買いたくなった。大阪帰りの新幹線の車内は551の匂いが充満するという噂も納得だ。
羅家 東京豚饅 イイトルミネ新宿店
営業時間:10:00~22:00
定休日:無し
所在地:東京都新宿区新宿3丁目38
アクセス:JR新宿駅B1階 改札内(西改札方面)EATo LUMINE
Web:https://tokyo-butaman.com/