Yahoo!ニュース

明日15日に渋谷で開催、FANKS のFANKSによるFANKSのためのTM NETWORK感謝祭

ふくりゅう音楽コンシェルジュ
photo by TM RESPECT NIGHT実行委員会

TM NETWORKが昨年再起動を宣言してから、早1年。2022年の夏に行われた7年ぶりとなった全国ツアー『TM NETWORK TOUR 2022“FANKS intelligence Days”』は大成功を収め、その後もメンバーである宇都宮隆、木根尚登、小室哲哉によるソロ活動も活発で、FANKS(※TMファンの意)にとって“金色の夢”の時間が続いた。

振り返れば、1984年デビューのTM NETWORK。40周年まで、あと2年というカウントダウンがはじまったのだ。では、今日現在である2022年という年は、TM NETWORKにとってどんな意味合いを持つのだろうか。

そもそも、TM NETWORK再起動のきっかけは、2019年に行われた宇都宮隆のツアー『Takashi Utsunomiya Tour 2019 Dragon The Carnival』だった。ソロでのツアーながら、全曲TM曲をセルフカバー。土橋安騎夫(REBECCA)、浅倉大介(access)、nishi-kenという、敢えて日本を代表するキーボーディスト3人をライブメンバーに揃え、しかもツアー・タイトルはTM曲「Dragon The Festival」を彷彿とさせた。当時、小室哲哉が引退を表明しTM NETWORKとしては動けなかったけれど、小室哲哉不在の音楽シーンにおいてTM NETWORKという存在を世に問いかけたのだ(※現在、小室は引退を撤回)。

続いて、FANKSによるファンダムなアクションがシグナルとなった。世界中がパンデミックに揺れる直前に行われた2019年12月19日に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開催されたTM NETWORK35周年を祝う『TM NETWORK RESPECT NIGHT Come On Let’s“FANKS”!!2019』だ。FANKS のFANKSによるFANKSのための感謝祭では、会場の巨大モノリスにTM NETWORKの3人へのMESSaGEを募り、“intelligence”を届けた。みんな諦めていなかったのだ。

昨今のエンタメシーンでは、たとえばBTSファンのことをARMYと呼ぶ現象など、熱狂的ファンがプロモーターの役割を担う=“ファンダム”が注目されている。しかしながらTM NETWORKは30数年前、80年代中盤からファンや自らの音楽性を“FANKS”と命名していた。それもFUNK+PUNK+FANSを意味する造語だ。

TM NETWORK=FANKS

FUNK+PUNK+FANS=FANKS

この公式を、思い出してほしい。

そう、再起動を記念して再び『TM NETWORK Respect Night Come On Let’s FANKS!! 2022』が帰ってきた。3年前、壮絶に盛り上がったあの一夜、再びだ。

明日2022年12月15日(木)に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで18時半から開催されるFANKS のFANKSによるFANKSのための感謝祭だ(※当日券あり / 配信あり)。

当日は、TM NETWORKをリスペクトする豪華アーティスト、nishi-ken(with Shinnosuke:ex.SOUL'd OUT、木島靖夫) / DJ ダイノジ / 二人目のジャイアン / 青木亞一人with Tukisamu MuttonNetwork(TMN) / ミト(クラムボン) / RAM RIDERらによる、カバーライブやDJ&トークという、一夜限りの宴が行われる。

大事なのは今夏、開催されたTM NETWORKのツアータイトル『TM NETWORK TOUR 2022“FANKS intelligence Days”』に、“FANKS”の名前が記されていたことへのFANKSからの感謝の返答、“intelligence”を集積するために会場の巨大モノリスにTM NETWORKメンバーへのMESSaGEを再び受け付けることだ。

photo by TM RESPECT NIGHT実行委員会
photo by TM RESPECT NIGHT実行委員会

さらに、FANKSへ感謝を込めて前回好評だった、TM NETWORKの楽曲名を冠したオリジナルドリンクも用意(※アルコール&ソフトドリンク)。「金曜日のライオン(UTSU Style) 」は、宇都宮隆が愛するジャックダニエルのソーダ割りなど、工夫を凝らしたセレクションとなりそうだ。なお、来場者にはイベント当日、現地でしか入手できないスペシャルなTM NETWORKステッカーも配布される。

クリスマス直前、忙しい年の瀬の忘年会シーズンだが、”ファンダム”発信、未来のエンタメを占う革新的なイベント。世界が揺れた2022年。望年会として、一緒にTM NETWORKの"再起動"をお祝いしよう。FANKSのみならず、音楽シーンにとって画期的な一夜。気になる音楽ファンは足を運んでみたらいかがだろうか?

photo by TM RESPECT NIGHT実行委員会
photo by TM RESPECT NIGHT実行委員会

TM RESPECT NIGHT実行委員会より FANKSへのMESSaGE 2022

1984 to 2022。TM NETWORK再起動に感謝して、FANKSによるFANKSのための“同じ仲間の集まる場所”=サード・プレイス「Come On Let's "FANKS"!!」を再び開催します。一夜限り、TMリスペクトなFANKS感謝祭です。来るべき40周年へ向けて、気持ちをひとつにしていきましょう。

きっかけは、宇都宮隆の情熱から生まれた『Tour 2019 Dragon The Carnival』から連なる再起動へのストーリー。木根尚登の優しさ、スタッフやFANKSからの想いが結集し実現した、小室哲哉参加でのTM NETWORK再起動。失われた音を取り戻し、2022年『TM NETWORK TOUR 2022“FANKS intelligence Days”』における9日間の金色の夢のような体験として、奇跡が起きました。

そこで、再びFANKS側からも、未来志向でTMサウンドを文化継承=新時代・次世代へ向けて届けるために、みんなで集まれる場を用意させていただきました。

出演は、前回、トンデモナイ盛り上がりとなったDJダイノジによるメガミックスなTM NETWORKオンリープレイ。FANKS号泣な選曲に、盛り上がり間違いないダイナミックスにクライマックスです☆

FANKSにはおなじみ、宇都宮隆バンドの常連。TM愛溢れる素晴らしいプレイを楽しませてくれる直系の継承者、nishi-ken(with Shinnosuke:ex.SOUL'd OUT、木島靖夫)によるクリスマスにふさわしき、せつなくも美しい流麗なるTM NETWORKパフォーマンスに要注目☆

再び登場! 圧倒的ライブが話題の7人組ブラスロックバンド、二人目のジャイアン。TMのファンクでソウルフルな面を浮き彫りにしてくれます☆ 彼らは、TM NETWORKぴあアリーナ公演のオープニングをオマージュするとかしないとか!? 

強烈なリズレ愛を公言する青木亞一人(アシュラシンドローム)が結成した青木亞一人with Tukisamu MuttonNetwork(TMN)。様々なTMナンバーをエレクトロかつロック、いやアコースティック!?に表現☆

---

青木亞一人(アシュラシンドローム)からのメッセージ

3年ぶりの開催、未だに一回目のイベントに出演させて頂いた時の興奮は忘れてはおりません。長らくバンドのフロントマンとしてやってきておりますが、この場所はTM NETWORKを愛してやまない人達しか存在していないわけで。そんな場所、今まであったかと言われれば無かったに等しいでしょう。こうやってFANKSの皆様の前でTMを歌うという形でこの場所にいられる事を誇りに思っております。

中学生の時の自分に教えてやりたいです。「お前は本棚2段をシンセサイザーと見立てて気が狂ったように小室お師匠の真似をして、更にはそれが母親に見つかるという恥ずかしい極まりない経験をするが、数十年後沢山のFANKSの前で歌う事になるぞ」と。

自分は今地元札幌で、Tukisamu(地元)Mutton(羊)Network略してTMNというバンドを仲間内を集めて本気で活動しております。

TMのエッセンスをリスペクトしつつ、やりたい放題のエレクトロロックバンドです。

今回はアコースティックの形式になりますが、そのメンバーも連れてきてとびっきりの愛でもって演奏させてもらいたいと思います。

正直25分では自分が思うTMは再現はできません。悩み悩んで今回は、

GET WILD

JEEN WAS LONLEY

COME ON EVERYBODY

DIVE INTO YOUR BODY

をカバーさせて頂きます。

どうか、次は最低1時間は下さい、FANKSの皆様宜しくお願い致します。

---

そして、今年はさらにスペシャルに、TMを語らせたらとんでもない情熱を発揮する強火FANKS、フジロックをも沸かせるミュージシャンズミュージシャン。ミト(クラムボン)と、クラブシーンからポップフィールドまで煌びやかにグルーヴするFANKS DYNAMIX DJ、RAM RIDERの参加も決定。

“僕らはもっともっとエモーショナルでいいのさ” by TM NETWORK「LOUD」がくれたメッセージ。

会場には、来るべき40周年へ向けてTM NETWORKへの感謝の思いを結集する巨大モノリスもセットアップ。あなたからの直筆MESSaGEを、おそらく開催されるのであろう!? Day10へ向けて潜伏中の3人に向けて記憶を記録してください。変わりゆく渋谷の地で、再び集結しましょう。

TM RESPECT NIGHT実行委員会

<インフォメーション>

再起動記念!! TM NETWORK Respect Night Come On Let’s FANKS!! 2022

■日時:2022年12月15日(木) 18:30 / 19:00 来場者特典あり!!

■会場:SHIBUYA Duo Music Exchange

■チケット代:¥4,500(別途1D¥600必要)

■出演:nishi-ken(with Shinnosuke:ex.SOUL'd OUT、木島靖夫) / DJ ダイノジ / 二人目のジャイアン / 青木亞一人with Tukisamu MuttonNetwork(TMN) / ミト(クラムボン) / RAM RIDER

MC:ふくりゅう

<チケット>

イープラス

https://eplus.jp/sf/detail/3718760001-P0030001

ローソンチケット Lコード:71872

https://l-tike.com/order/?gLcode=71872

ぴあ Pコード:227-654

https://w.pia.jp/t/fanks-2022/

※会場にて当日券販売あり

<配信>

Streaming+

https://eplus.jp/sf/detail/3115060002-P0030002

ニコニコ生放送

https://live.nicovideo.jp/watch/lv339437521

※アーカイブあり

・TM RESPECT NIGHT実行委員会オフィシャルTwitter

https://twitter.com/RespectNight

■企画制作 TM RESPECT NIGHT 実行委員会

■問い合わせ duo MUSIC EXCHANGE tel.03-5459-8716

音楽コンシェルジュ

happy dragon.LLC 代表 / Yahoo!ニュース、Spotify、fm yokohama、J-WAVE、ビルボードジャパン、ROCKIN’ON JAPANなどで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)布袋寅泰、DREAMS COME TRUE、TM NETWORKのツアーパンフ執筆。SMAP公式タブロイド風新聞、『別冊カドカワ 布袋寅泰』、『小室哲哉ぴあ TM編&TK編、globe編』、『氷室京介ぴあ』、『ケツメイシぴあ』など

ふくりゅうの最近の記事