【片付けがなかなか進まない原因】不要な物以外に不要“かも”しれない物がある
家の中をすっきりさせようと思って片付けを一生懸命行っているのけど、なかなか進まない。
もしかしたら、明らかに不要な物以外に、不要“かも”しれない物があって、そこに気づいていないのかもしれません。
不要な物はわかりやい
・明らかなゴミ
・家電製品などで故障している物
・衣類などで傷みがある物
・欠けやヒビのある食器
・本体のないケーブル
このような物は、不要な物としてわかりやすいです。しかし、こういった物は日々生活している中でその都度捨てていることが多いです。
大々的に「片付けをしよう!」と思って取り組んでも、不要な物は思っていたほどたくさん出てこなかったというケースもよくあります。
不要かもしれない物
不要かもしれない物は、上記のように壊れているとか傷みがあるといった「捨てようと思う明らかな要素」ではないことが多いです。
物としては十分に機能を果たすので、一見必要な物と認識しやすいです。
・お弁当についてくる割り箸
・もらったポケットティッシュ
・ボールペンなど同じ役割を果たす物
・お店の紙袋
・もらった食器 などなど
特徴としては、「大量にある」そして「普段使っているジャンルの物である」ということです。
普段使っているので「必要なストック」として持ち続けていることが多いです。
使い切れる量か?
自分の使う量と持っている量を比べてみます。
例えば、割り箸。月に2~3回しか使わないのなら、1年間で使う量は30~40膳程度です。それなのに200膳も300膳もストックを抱えているのなら在庫過多です。
それを保管しておく場所や保管のための収納用品を買うコストのほうが高くついてしまいます。ポケットティッシュやボールペンなどにも同じことが言えます。
使い道を限定していないか?
街頭で配っているポケットティッシュをついついもらって大量に抱えているのに、ボックスティッシュはドラッグストアで購入しているというお話を聞いたことがあります。
ポケットティッシュは外出する時に持ち歩くことが多いアイテムなので、家の中で使う物ではないと思い込んでいませんか?
家で使うボックスティッシュの代わりにポケットティッシュを使うことにして、大量のストックを使いきるまでティッシュは買わないと決めるのも一案です。
それでも使い切れない量なら
潔く処分します。
まだ使える物を捨てるとなると罪悪感を覚えるかもしれません。
その気持ちを二度と味わないたくないと思えば、今後安易に増やすことはしなくなります。
“かも”しれない物に気づく
このように、家の中には「不要“かも”しれない物」が隠れています。
目には見えるので物理的に隠されているわけではないのですが、不要な物と気づいていないことが多いです。
運転に「“だろう運転”ではなく“かもしれない運転”を」という言葉があります。「飛び出さないだろう」ではなく「飛び出すかもしれない」と思って運転します。
同じように、「いつか使うだろう」ではなく「ずっと使わないかもしれない」と考えてみてはいかがでしょうか。