【さいたま市】知ってる?大宮駅東口にある地下への階段の先に、何があるかを。
大宮駅といえば、いまや日本を代表する大型駅ですが、その東口には戦後から続く純昭和な風景がいまだに色濃く残っています。
例えば「大宮門街」がオープンし、再開発を経て華々しく開けた「大宮駅東口入口交差点」付近には、めったに利用者を見かけない、不思議な地下への入り口が残っています。
巨大な大宮門街ビルの脇にあるのは、写真のような地下道への入り口。大宮駅を毎日利用している人の中でも、この地下道を一度も使ったことが無い、なんなら気がついてなかった・・・みたいな方も少なくないのでは。
この先には、いったい何があるのか?
さっそく階段を降りると、目の前に広がるのは小さな地下道。地下水も漏れ出しているようで、水のしたたる道を進むと、そこにあったのは「メガネのオガワ」さんの地下店でした。このお店の先は基本的にシャッターが閉まっていて、あとはDVDショップの地下フロアにつながる階段しかありません。
こちらの小さな地下スペース、正式名称は「大門地下道」というそうで、昔はこの上にある建物がデパートとしての営業をしていて、小さな地下街としての機能もあったそう。とはいえ、いまはほぼオガワさんのお店に行くためだけの階段になっているようでした。
地下道というほどに距離もなく、交差点を1つショートカットできる程度。実際にはこのオガワさんが営業していない時にはシャッターが閉まることもあるそうです。維持管理費もあるでしょうに、まだ残っているのが不思議なレベルですが、東口らしい気がしてしまいました。
過去にはアートプロジェクトの会場になったこともあるということで、利用方法の模索はされているようですが、正直なところいつ無くなるかもわからないほどに謎の空間となっています。この地下道、体験するなら今のうちですね。
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大門地下道
大宮駅東口入口交差点付近