久しぶりにJICAを訪れた際、イベントが行われることを知りました。

北九州市出身のプロのラガーマン、木村貴大選手のトーク＆絵本紹介でした。

木村選手は2020年からJICAと交流。

アフリカに派遣された人の動画を見たとき、子供たちが裸足でラグビーをしているにもかかわらず、みんなが笑顔だったことで、感動して半泣きしてしまったそうです。

そのことから、スポーツを通じて子供が笑顔になってほしいとの気持ちが出てきて、ラグビー以外の活動に取り組むようになったとのことです。

病気の子供たちのサンタクロースに

活動の1つは「小児病棟の子供たちにサンタクロースに扮してプレゼントを配ること」

クリスマス以外の時期にも、毎月病気の子供たちに木村選手が主人公の絵本を配っているそうです。

骨髄バンクのドナーとして

たくさんの子供たちが血液のガンなどで長期療養していることを知り、骨髄バンクドナー登録の啓発活動もしているとのこと

よかったね。きむたかくん

小児病棟に配っている絵本。

病気と闘っている子供たちに「ひとりじゃないよ。見守っているよ」

のメッセージを届けたい思いから自費出版されたそうです。

今回は、木村選手自ら、絵本の読み聞かせを。

短い文章ながら、今度は私が感動して半泣きになってしまいました。

絵本は1,000冊作成し、現在30歳ですが、40歳までに配り終えるのを目標とされていて、1年間で100冊、配り終えたので目標を達成できると目を輝かせていました。

子供たちからはもちろん、病気の子供を持つ保護者たちからも、「勇気をもらえた」と反響があるそうです。

ゆくゆくは、英語バージョンも作成し、JICA海外協力隊の方々に赴任先に持って行ってほしいと夢を語っていました。

ラガーマンと絵本と、サンタ。

最初は違和感がありましたが木村選手のトークイベントに参加して、素晴らしい取り組みだと思いました。

木村貴大選手の素晴らしい取り組みについてはこちらをご覧ください。

今後もいろいろなイベントが

今回はラガーマンの木村選手のトークイベントでしたが、JICA九州ではほかのイベントも定期的に行っているのでイベントが行われる際はお知らせします。