世田谷ボロ市が3年ぶりに開催!名物「代官餅」や「ボロ市まんじゅう」を食べてみた
こんにちは。スイーツコンシェルジュの南森エレナです。東京・世田谷区上町の冬の風物詩「ボロ市」が今年3年ぶりに開催されました。開催期間は12月15日・16日、2023年1月15日・16日の4日間。コロナ禍の影響で縮小しつつも多くの屋台が出店し、普段静かな上町の街が活気に溢れています。
筆者は初めて「ボロ市」に参戦。今回は、おいしいと噂の名物「代官餅」や「ボロ市まんじゅう」を購入したのでご紹介します。
ボロ市といえば名物の「代官餅」ははずせない!
ボロ市を代表する名物グルメ「代官餅」は、1975年からボロ市で発売されている歴史ある和菓子。
販売場所は、ボロ市通りの「ローソン世田谷一丁目店」の手前の道を曲がった付近です。案内する係の方が立っているのですぐわかりました。
味はあんこ、きなこ、からみの3種があるのですが、今年は「あんこ」のみの販売です。
「代官餅」は、ボロ市の期間のみ販売する和菓子。この会場でしか製造・販売されないので大変希少な存在から、長蛇の列ができるほど人気です。初日15日のお昼ごろ販売会場に行ったら、約40分待ちでした。
「代官餅」を食べてみた
自宅に帰ってから「代官餅」を食べてみました。お餅の上には、パックから溢れんばかりのあんこがぎっしり!ちなみにお餅は6個ほど入っておりました。
毎回食べている方のお話では、つきたてのお餅にその場であんこやきなこをトッピングしてパックに詰めてくれるそうですが、今回はコロナの影響なのか、すでに準備してあったものを購入。
箸であんこをかき分けてお餅を取り出してみました。もちろん、その日に作ったものなのでつきたてには違いないですが、取り出すのに一苦労するほど重みを感じたので、お餅が固いのではないかと一抹の不安がよぎりました。
実際食べてみたら、それはあんこの重みだと実感。お餅はやわらかく、年配の方でもおいしく食べられる食感です(よく噛んで食べてください)。このお餅と甘いあんこが相性ぴったりなのです!
このあんこがまたぜんざいの甘みによく似ていて、ぜんざい好きの筆者はおいしすぎて箸が止まりませんでした。まさに飲むぜんざいと言っていいでしょう。
ボロ市まんじゅうも購入してみた
次に「ボロ市まんじゅう」も名物とのことで、購入してみました。
販売場所は、東急世田谷線・世田谷駅から少し歩いた先にある世田谷駅前商店街。白あんとこしあんの2種類があり、2個入りと4個入りで販売されています。
以前は、その場で蒸した温かいまんじゅうが販売されていたそうですが、今年はパックに詰めての販売。白あんとこしあんの組み合わせは決められており、パックの中身の入れ替えや変更は不可なのだそう。
白いまんじゅうが白あん、茶色のまんじゅうがこしあんです。「せたがやボロ市」の焼印がかわいいですね。
白あんは、皮もあんこも全体的にやさしい甘さ。こしあんは、皮が香ばしくあんこも濃厚。個人的にはこしあんが好みでした。
ぜひ2種類の味を比べてみてください。
「代官餅」は夕方ごろに完売
「代官餅」は、初日の15日は17時30分ごろ完売しました。随分たくさんの量を用意してくださっていたようですね。販売はあと12月16日、2023年1月15日・16日があるので、気になる方はぜひ購入してみてください。
【世田谷ボロ市概要】
開催場所:東京都世田谷区世田谷1丁目「ボロ市通り」とその周辺
開催期間:12月15日・16日、1月15日・16日 4日間
開催時間:9:00~18:00
アクセス:東急世田谷線・世田谷駅・上町駅より徒歩3分
世田谷区ホームページ(外部リンク)