梅雨入り後も晴天が続いて、夏を感じる日もある高知市。日中の暑さから涼を求める人々の心を掴むのは、上町にひっそりと佇む小さな氷屋さん「山崎氷店」のかき氷です。

6月から9月までの期間限定でオープンし、絶品のかき氷を提供しています。

早速、行ってきたのでご紹介します。

坂本龍馬の生まれた町として知られる高知市上町にある「山﨑氷店」。

升形商店街から電車通りを南へ進み、2つ目の交差点の角にあります。

駐車場は、通りを挟んだ北側に店舗専用の駐車場があります。前後に駐車して６台停められるので、途中で車の移動をお願いされることもあると思います。

約30年前からかき氷の販売を始めたそうですが、現在のように座って食べられるようになってからは10年ほどだそうです。以前はみんなが道端で食べていたため、倉庫をイートインスペースに改装したそうです。

昔ながらの雰囲気がなつかしさを感じさせてくれます。

テーブル席は４卓のみで広くはありませんが、回転も速いので少し待てば席に着けます。

メニューの種類も豊富ですが、何といっても値段の安さに驚きます！

物価高のなか250円から、かき氷が食べられるのはうれしいですよね。テイクアウトもできるので、近所の子どもがお金を握りしめて買いに来たり、学校帰りの学生さんが立ち寄ったりと、地元でも親しまれているお店だと感じました。

どれにするか悩みみましたが「小夏（500円）」を注文しました。

たっぷりシロップがかかったかき氷の上には、自家製の小夏ソースがたっぷりかかっています。スライスしたフレッシュな小夏がのっているのがうれしい。

小夏を絞った果汁と蜜を合わせたシロップで、合成甘味料や保存料は一切使っていないそうです。

見た目にも鮮やかで、口に入れると自然の甘さが広がります。

少しやわらかくしてから削っているそうで、さすが氷屋さんのかき氷なだけあって、ふわっふわですがしゃりっと感もあり、絶妙な氷を味わえます。

食べ進めていくと、なんと中にも小夏のシロップがたっぷり入っているので、最後まで小夏を味わえました。

以前食べた期間限定の「真夏のみかん」が美味しかったので、いつごろ出始めるのか聞いてみると、「梅雨が明けたくらいに出るかな？」と教えてくれたので、また食べに来たいと思います。

定番メニューのほか、季節のフルーツを使用した限定フレーバーや「コーヒーミルク」や「ティラミス風」、「黒みつきなこ」などもおすすめです。

白玉やミルク、チョコなどを追加でトッピングも出来ます。

夏限定でオープンする「山崎氷店」は、こだわりのかき氷で多くの人々に愛されています。この夏は、ぜひ山崎氷店のかき氷を堪能してみてください。自然の甘さとひんやり冷たい食感が、暑さを忘れさせてくれますよ。