学校に忘れ物をした!夏休み中で取りに行ける日はいつ?【元教師が解説】
夏休みが始まる前に、宿題や上履き、筆記具など様々な物を学校から持ち帰ることがありますよね。
たくさんの荷物がある中で、うっかり忘れ物をしてしまうこともあるでしょう。
しかしながら、夏休み中に学校へ取りに行くことができるのか、そしていつが最適なのか、疑問になっている人は多いと思います。
そこで、今回は私自身が元教師という立場から、夏休み中に学校へ忘れ物を取りに行く際の適切なタイミングや方法について詳しく解説していきます。
夏休み中でも学校へ忘れ物は取りに行ける!
夏休み期間には学校の授業がないため、「学校は閉まっているの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
しかし、夏休みであっても先生方は常にお休みというわけではありません。
夏季休暇を除いて、基本的には学校で業務をこなしています。
夏季休暇:東京都の例
7月1日から9月30日までの3か月間に5日
夏休み中は授業が行われないものの、部活動の指導や教材の研究、教育研修などが行われています。
要するに、夏休み中も学校は開いており、先生方が学校にいるため、忘れ物を取りに行くことができるのです。
夏休み中に忘れ物を取りに行ける日はいつ?
ただし、注意が必要なのはお盆期間です。
この期間には多くの先生方が夏季休暇を取る傾向があります。
夏休み中は通常、平日であれば日直の先生が必ず一人は在籍していますが、お盆の時期には日直の配置が行われないこともあり、一部の学校では「学校閉鎖期間」を設定している場合もあります。
そのため、お盆期間には学校へ行っても中に入ることが難しいことがほとんどです。
【2023年のお盆期間】
8月13日(日)~8月16日(水)
逆に言えば、お盆期間を除いては基本的に学校へ忘れ物を取りに行くことができます。
忘れ物を回収する際は、お盆期間と日曜日・祝日以外に訪れるようにしましょう。
忘れ物を取りに行く際の注意点
学校に忘れ物を取りに行く際には、いくつか注意が必要です。
忘れ物を取りに行く際の注意点①時間帯に注意
学校で忘れ物を取りに行く際には、午前9時から午後12時の時間帯がおすすめです。
これは、通常は7時に開いている学校でも夏休み期間には9時からしか開いていない場合があるからです。
通常、先生方の勤務時間は8時半から17時まで(45分の休憩を含む)といった形で設定されています。
通常時には部活動や授業の準備などがあるため、多くの先生方は自主的に7時から8時に学校に到着しています。
しかし、夏休み期間には授業がないため、時間的な余裕ができ、8時半に出勤する先生方も多く見られます。
さらに、授業がない期間は半休や時間休を取得するケースも増えるため、午前中に仕事を済ませて午後は休暇を取る先生方もいます。
夏休み中でも、日直の先生方は午前9時から午後4時くらいまで在籍している可能性が高いですが、なるべく午前中に訪れることで学校が開いている確率が高まると言えるでしょう。
忘れ物を取りに行く際の注意点②先生に声をかけてから入る
学校が開いていると、ついつい教室に入りたくなる気持ちも理解できますが、基本的には控えるべきです。
その理由は、教室のドアが施錠されている可能性が高いからです。
また、鍵がかかっていなくても、無断で入室することは避けるべきです。
なぜなら、勝手に入ることで問題が発生する可能性があるからです。
たとえば、学校備品の盗難や損壊が発生した場合、無断で入った人が疑われる可能性があります。
こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、忘れ物を取りに行く際には必ず先生に声をかけてから教室に入るよう心がけましょう。
夏休み中に学校へ忘れ物を取りに行く方法まとめ
- お盆の期間・日曜日・祝日以外の平日に行く
- できるだけ9時~12時に行く
- 先生に声をかけてから教室へ入る
夏休み期間中に学校へ忘れ物を取りに行く際の参考にしてみてください。