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【過去問がない】共通テスト/情報Iの対策はどうする?

YORI先生元教師/子育て・教育系ライター

2025年度の大学入学共通テストから、新課程対応の内容に切り替わります。その中でも特に注目されているのが、新たに追加される科目「情報I」です。初めての試験となるため、過去問がなく対策が難しいとされています。

この記事では、元高校教師が共通テスト「情報I」の対策方法ついて解説します。

共通テスト「情報I」の概要

2025年度から新たに始まる共通テスト「情報I」について、概要を以下にまとめました。

  • 配点 100点満点
  • 試験時間 60分
  • 出題範囲 「情報I」の全分野
  • 実施日 2日目
  • 実施時間 17:00〜18:00

共通テスト「情報I」の対策〜4つのポイント〜

共通テスト「情報I」は過去問がない新しい試験ですが、以下の4つのポイントを押さえることで、本番に向けてしっかり準備を整えましょう。

  1. 基礎力は学校の授業でつける
  2. 試作問題で傾向を掴む
  3. 予想問題集で実力をつける
  4. ICTや情報倫理に関するニュースもチェック

1. 基礎力は学校の授業でつける

共通テストは、文部科学省の「学習指導要領」に基づいた内容で出題されるため、基礎力をつけるには高校の教科書やワークブックを十分に活用することが大切です。

  • 教科書の重要語句をチェック:情報社会の基本的な用語や考え方を理解しておきましょう。
  • ワークブックの反復:問題を繰り返し解き、理解を深めます。苦手な部分はノートに整理すると効果的です。

2. 試作問題で傾向を掴む

実際の問題演習に入る際は、まず大学入試センターが公開している試作問題に取り組みましょう。これにより、出題傾向や問題の形式に慣れることができます。

3. 予想問題集で実力をつける

各出版社から共通テスト「情報」に対応した予想問題集が販売されています。本番と同じ形式で練習することで、解答のペース配分や形式に慣れることが重要です。

  • 予想問題集の活用:本番と同じ60分で解く練習を繰り返し、本番のタイムマネジメントにも備えましょう。
  • 試験と同じ時間帯に練習:可能であれば、実際の試験と同じ時間帯(17:00〜18:00)に模擬問題を解くことで集中力を維持する感覚も身につけられます。

4. ICTや情報倫理に関するニュースもチェック

最新のIT技術や情報倫理に関するニュースをチェックすることも有効です。ニュースアプリやSNSで情報社会の動向に敏感になり、社会的なトピックにも関心を持つようにしましょう。

まとめ

共通テスト「情報I」は、身近なIT技術やデジタル情報に関する知識が試されます。基礎知識を固め、予想問題で実力を養い、日常生活でも情報に関心を持つことで、確実に得点力を高めていきましょう。

「過去問がないから、どう対策すればいいかわからない……」

「情報が一番不安……」

といった声も多く聞かれる今年の受験シーズン。しかし、共通テスト「情報I」に対する不安を抱えているのは、あなただけではありません。

情報Iも他の教科と同様、基本的には教科書をベースに、問題集でしっかり演習を積んでおけば大丈夫です。今できることを着実に行い、試験当日まで自信を持って準備を整えていきましょう。

元教師/子育て・教育系ライター

出産前までは中学校や高校で教員として働いていました。また、学生時代には家庭教師や塾講師などでも経験しました。これまでの教員生活や教育活動、自身の子育て経験を活かして、学校生活や学習、育児での悩みが解決できるような情報を発信していきます。

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