シャープがiPhone 13より軽い世界最軽量5Gスマホを発売
シャープは世界最軽量となる146gの5Gスマートフォン「AQUOS zero6」を開発。KDDIとソフトバンクが取り扱いを行う。
AQUOS zero6は6インチ以上、電池容量が4000mAh以上の防水5Gスマートフォンにおいて、世界最軽量を誇る146gを実現した。持った瞬間に軽いとわかるぐらいの重量だ。
画面サイズは6.4インチ。メインカメラは3つ(標準、広角、望遠)で、レーザーAFも備えている。ちなみに、先日発売となったiPhone 13 Proは6.1インチ、3つのカメラで203g、iPnone 13は同じく6.1インチ・2つのカメラで173gとなっている。
つまり、AQUOS zero6はiPhone 13より画面サイズが大きいのにも関わらず、軽いというわけだ(ちなみにiPhone 13 miniはAQUOS zero6より1インチ小さい5.4インチ・2つのカメラで140g)。
AQUOS zero6はスペックにおいても妥協はない。
チップセットはSnapdragon 750G 5G。通信においては5G Sub6に加えて、ミリ波にも対応。電池は4000mAh以上、イヤホンジャックもついている。ディスプレイは240Hz表示が可能だ。
おサイフケータイ、eSIMに対応する。ちなみにiPhone 13 Proはミリ波に非対応、イヤホンジャック、ディスプレイは120Hzまでしか対応していない。
シャーとしては「軽いが正義」として、一日中、やりたいことに没頭できる軽さを実現したスマートフォンを作りたかったようだ。
ちなみにシャープでは、もうひとつ「AQUOS sense6」も発売する予定だ。こちらはNTTドコモとKDDIが取り扱う。
AQUOS senseシリーズは累計出荷台数が1000万台を突破した大ヒットシリーズ。
各キャリアやMVNOで「コストパフォーマンスのいい日本メーカースマホ」としてよく売れている。
今回のAQUOS sense6では4570mAhバッテリをー搭載し、1週間の電池持ちを実現しながら、デザイン的にスタイリッシュに進化させた。チップセットはSnapdragon 690 5Gで、おサイフケータイ、eSIMにも対応する。
どちらのスマホも画面内指紋センサーとなっており、マスクをしながらロックを解除することができる。新規感染者数が落ち着きを見せつつあるが、まだまだマスク生活は続きそうなだけに、指紋認証でロックを解除できるスマートフォンの需要は大きそうだ。