【名古屋市】これが名古屋!? 異世界感すら感じさせる名古屋のパワースポットをご紹介〜4選〜
名古屋市街を巡っていると、「こんなところがあったんだ!」と驚くことがあります。
名古屋の歴史や文化を紐解ける、意外と知られていないディープなスポット。突然、異世界に迷い込んだような、パワーを授かっているような、そんな感覚を覚えることがあります。
今回は、そんな名古屋のパワースポットを厳選してご紹介します。
志段味古墳群(守山区)
名古屋で一番高い山として知られている東谷山(とうごくさん、標高198m)。その山麓に位置しているのが志段味(しだみ)古墳群です。
かつて100基を超える大規模な古墳群であり、今では現存する古墳のうち7基が国の史跡に指定されています。かつて濃尾平野を掌握した首長の権威を物語っていると言えるでしょう。
古代から尾張エリアが栄えていたことを象徴しており、今は自然と歴史が融和する場所。どこかミスタリアスな雰囲気を味わいつつ、遠い昔へ思いを馳せてしまいます。古代のロマンを感じさせるスポットです。
<志段味古墳群>
住所:愛知県名古屋市守山区志段味大塚・東谷
アクセス:JR高蔵寺駅から徒歩約20分〜30分
名古屋大仏(千種区)
千種区にある桃厳寺。その一角に佇んでいるのが「名古屋大仏」です。境内を進むと、突如現れる緑の大仏さまの存在感に圧倒されてしまいます。
そんな大仏さま。なぜ作られたのだろう?と思うのですが、その背景には壮大な計画がありました。実は、1988年夏季オリンピックの開催地に、名古屋市が立候補していたため、開会式に合わせて大仏の建立・開眼供養を行なう計画が立案されたのです。
結局、開催地はソウル(韓国)に決まり、実現しなかったものの、桃厳寺に安置されることになりました。今では、まるで異世界へワープしたような不思議な雰囲気を醸し出す、名古屋のパワースポットとして密かに知られています。
<名古屋大仏>
住所:愛知県名古屋市千種区朝岡町2丁目41
アクセス:地下鉄・本山駅の6番出口から徒歩5〜10分
強巴林(守山区)
日本で公認されている唯一のチベット仏教寺院「強巴林(ちゃんばりん)」。チベット仏教史上初の外国人女性受戒者となった森下永敏住職が築いた寺院です。
チベットからもたらされた仏画(タンカ)や、天井画、大宇宙曼荼羅などが飾られ、チベット仏教の信仰や芸術を体感することが出来ますよ。中でも、見どころは1階中央のご本尊「釈迦牟尼仏十二歳像」。優しい眼差しで、思わずほっこりとした気持ちにさせてくれます。
エキゾチックな香りも漂い、日常とは違う時間の流れ。何かに悩んでいても「それで良いんだよ」と優しく寄り添ってくれている気がします。ポジティブなパワーをいただいて、頭をリセットできる癒しの名所です。
<強巴林>
住所:愛知県名古屋市守山区青葉台101番地
営業時間:9時~17時
電話番号:052-736-4888
料金:200円
アクセス:名二環・小幡ICから車で約5分、ゆとりーとライン・竜泉寺から徒歩で約5分
久国寺の梵鐘(北区)
「芸術は爆発だ!」と言う名台詞を生み出した芸術家・岡本太郎。そんな彼の黎明期の作品が、北区の「久国寺」で見ることができます。なんと岡本太郎の製作した"歓喜の鐘"が、梵鐘として使用されているのです。
当時の住職が知人から岡本太郎を紹介してもらい、製作を依頼したからなのだとか。この鐘の製作は1965年。大阪万博で展示される代表作品・太陽の塔より5年前の作品となっています。
万物を表現したという鐘は、圧倒的な存在感を誇っています。生の根源的な部分を形に残そうとした太郎らしい理念が垣間見える作品です。
<久国寺>
住所:愛知県名古屋市北区大杉3-2-27
電話番号:052-981-1252
アクセス:名鉄瀬戸線・清水駅より徒歩6分
いかがでしたでしょうか。少しディープですが、地元を再発見できる面白いパワースポットが名古屋には意外と多くあります。ぜひ町中を探検してみてくださいね。