【京都市南区】世界遺産東寺からすぐに開店したコンビニ併設の八百屋さんに2日で1000人超えの大行列!
京都地方気象台が2023年3月17日に桜の開花宣言を発表して以降、日中の暖かな日差しが続く中、次々と桜の名所などで開花情報がもたらされるようになりました。京都御所近衛邸跡の「いと桜」などはほぼ満開になっているのだそう。3月19日、世界遺産東寺でも境内五重塔前の河津桜が見ごろを迎えていました。
取材を終えて、自転車で東寺の東門から上がって高架をくぐると、すぐのところにあるミニストップ前が大行列ですごいことになっていました。ミニストップ 京都水族館前店舗内に併設して、「八百旬 京都水族館前店」を2023年3月18日に新規開店した八百旬が18日、19日の両日に開催したオープン記念セールには連日500人を超える買い物客が押し寄せました。
2021年7月に西大路七条に1号店をオープンした「八百旬」は、のちに宝ヶ池グループに参画し、これまで西大路七条、嵐山、太秦に店舗を展開してきた青果店グループです。太秦店は、2023年2月に、無人販売のくだもの専門店としてオープンして以来、人気を博しています。
4号店は「八百旬」初の試みとなる、加工品を扱うフルーツ専門店です。「フルーツサンド」をメインに、季節に合わせてスムージーや焼き芋など、旬のくだものを使ったスイーツを販売。
SNSなどでの告知や口コミで集まった行列の人たちのお目当ては、いちごやりんごなどの新鮮で安い果物と通常は400円~800円のところ、2日間は200円で販売されたフルーツサンド、通常350円のところ100円で販売されたさつまいもブランド「旭甘十郎」の焼き芋でした。
宝ヶ池グループ広報担当の澤田宗一郎さんによると、「いいものを安く がコンセプトの八百旬で、特に人気が高いくだもの。多くのファンからおいしかった、また買いたいとの声が寄せられ、京都水族館前店が誕生しました。この辺りには、大型スーパーなどもなく、普段からくだものを食べない人にも、おいしさや楽しさに触れてほしい」と言います。
旬の果物を中心にいちごやキウイなど9種あるフルーツサンドは、食べてみると、柔らかい薄めの高級食パンに挟まれた甘過ぎず優しい味のクリームの中から、果物そのもののうま味がぐっと飛び出してきます。
みなさん、世界遺産東寺や京都水族館、梅小路公園、鉄道博物館などに行かれた方はぜひお立ち寄りになってみてください!
「八百旬 京都水族館前店」(外部リンク)京都市下京区大宮通木津屋橋上ル上之町439-1 ミニストップ 京都水族館前店内