おしゃべりが止まらない子が一瞬で静かに!?「一人の時間がほしい」ママパパに試してほしい“魔法の言葉”
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
今回は頂いたご質問はこちら。
Q:オチがなく延々と続く子どもの話はどうやったら終わりにできますか?
こちらの解決方法についてご紹介していきたいと思います。
※動画は1分00秒です。
おしゃべりな我が子に毎日疲れてしまう。
そんな経験のある方も多いのではないでしょうか。
子どもたちにとって会話は、相手との信頼関係を深めたり、相手の気持ちが分かるようになったりする非常に重要な機会です。
一方で、その会話がいつも一方的だと困ってしまいますね。
話しだすと止まらない子には「後にして!」「ちょっと静かにしてて!」なんてつい言いたくなってしまうもの。
しかし、子どもの豊かな表現を伸ばすためには黙って聞き続けることが本当に正しいのでしょうか?
大丈夫!
ある言葉さえ知っていれば、子どもの気持ちを受け止めつつ、マシンガントークをピタッと止めることができますよ。
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これで解決!
結論から言うと、話しだすと止まらない子には「教えてくれてありがとう!」と声をかけてあげると良いでしょう。
皆さんがご存知のように、子どもたちは人の役に立てることをとても喜びます。
「教えてくれてありがとう!」と聞くと、相手が満足してくれた、喜んでくれたと分かりますね。
すると、相手が満足してくれたことで、自分自身も満足するため、話したい欲求が一時的に収まるのです。
何となく話が一段落したところを狙って、「へぇ〜そうなんだ!教えてくれてありがとう!」と心を込めて丁寧に伝えると、嬉しそうに子どもの方から離れてくれるでしょう。
自己肯定感も育つ?
子どもたちは人の役に立てることを喜ぶとお話ししましたが、これは子どもの自己肯定感とも大いに関係します。
自己肯定感とは「私は人の役に立てた」「受け入れてもらえた」などといった経験を通して育っていくもの。
「後にして!」「ちょっと静かにしてて!」と言われてしまえば自分は必要ない存在だと思うかもしれませんが、「教えてくれてありがとう!」と言ってもらうことで、自分は必要とされているんだ!と感じた子どもたちは自分を好きになりますよね。
このように「教えてくれてありがとう!」という言葉は、親が自分の時間を大切にできるだけでなく、子どもが自分を大切に思える相互にとって良いことばかりの魔法の言葉なのです。
とはいえ、子どもの話に興味を持ち、面白がって聞くことは大切なコミュニケーションであると同時に、今しかできない貴重な時間ではないでしょうか。
子どもたちとの会話を楽しむ時間も大切にしていただけたらと思います。
いかがでしょうか?
動画では簡単に分かりやすく解説しているので、気になる方はそちらもご覧ください。
面白いと思ったらぜひ試してみてくださいね!
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