そのまま切ると指を失う危険も!カボチャの安全な調理方法を八百屋が紹介
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
だんだん涼しくなってきてカボチャがおいしくなってくる時期ですね。こういうと「カボチャは夏が旬の野菜じゃないか?」と聞かれそうですが、いえいえ、実は夏に収穫したカボチャがおいしくなるのは秋頃なんです。というのもカボチャは収穫後すぐ食べても味が薄いので、2週間から4週間ほど熟成させる必要があります。熟成を終えたカボチャはでんぷんが糖に変化して甘くなるというわけなんです。
そんなこれからの時期おいしくなってくるカボチャですが、かなり硬さのある野菜なので調理の際に指や手を切ってしまう人が続出しています。私の同僚はカボチャを切っているときに指先を切り落としてしまいました。
そんな事故を減らすために今回は「カボチャの安全な調理方法」を紹介していきます。
カボチャの安全な調理方法
かぼちゃを安全に調理するために「電子レンジ」を使って調理しましょう。
電子レンジを使うことでカボチャが柔らかくなり、包丁で切りやすくなるんです。
簡単ですが、一応手順を紹介します。
1.皮をよく洗う
2.耐熱皿にカボチャを乗せてラップをふわっと乗せる
3.(カットカボチャの場合)600wで2〜3分チンする
レンジの時間はカボチャの大きさや切り方で調整してください。まるごとカボチャもこの方法で柔らかくすることができます。
レンチンすることで煮物にするときに煮崩れしやすくなるというデメリットはありますが、怪我をしないことの方が大事ですよね。また、カボチャを潰す料理の場合はレンチンした方が潰しやすいですよ。
かなり怪我のリスクを下げることができるので、ぜひ1度試してみてくださいね。
カボチャの安全な調理方法まとめ
今回は「カボチャの安全な調理方法」を紹介しました。
カボチャはスーパーや八百屋が加工する際もケガをする人が後をたたないので、安全手袋をして専用のギロチンのような機械を使ってマニュアル通り切るように徹底しています。
家でカボチャのためだけにそのような道具を揃えるのは難しいと思いますので、ぜひ今回紹介したレンチンの方法を使ってこれからがおいしいカボチャをたくさん食べてくださいね。
他にも「おいしいカボチャの選び方」や「かぼちゃが長持ちする保存方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。