カレーパン専門店「小麦の奴隷」はご存知でしょうか。パンの周りに大粒のクルトンをまぶして揚げたザックザクとした食感が特徴のカレーパンを販売しているお店です。

高級食パンブームに続く新たなブーム到来として注目される「カレーパン」。その中でも、使用する具材やルーにオリジナルのアレンジを施した進化系の「NEOカレーパン」が現在注目されています。

そんな「小麦の奴隷」が、好きな具材を選んでカスタムしたカレーパンが食べられる新業態「カレーパン専門店」を2023年8月1日（火）より浅草にオープンします。

今回は、実際にカレーパンの具材をカスタマイズする体験をしてきましたのでご紹介します。

「小麦の奴隷」新業態が浅草に第1号店をオープン

「小麦の奴隷 浅草店」は、つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩約3分。花やしきの近くにオープンします。遠くからでも目を引くオレンジの外観が目印です。

「小麦の奴隷」の発案者は堀江貴文さん

「小麦の奴隷」の発案者は、ホリエモンこと実業家の堀江貴文さん 。小麦の奴隷は、堀江貴文さんが主宰するオンラインサロンから生まれました。

「小麦の奴隷」を経営する橋本玄樹さんは、堀江さんのロケット事業に可能性を感じ2019年9月5日に北海道大樹町へ移住。2020年4月に「小麦の奴隷 大樹本店」をオープンし、2023年7月現在で全国に106店舗を展開しています。

これがカスタムカレーパンだ！

こちらが、新業態「カレーパン専門店」で販売するカスタムカレーパンです。通常のカレーパンより、サイズが一回りも二回りも大きいのが第一印象です。形が、パン生地の原材料である「小麦」型になっているのにも注目してみてください。

中に入れる具材は、カレーパンをベースに好みのトッピングを3つまでプラスすることができます。この日は、柴漬け、ハラペーニョ、ほうれん草を選んでみました。

カスタムカレーパンが出来上がるまでの工程

今回は特別に、カスタムカレーパンが出来上がるまでの製造工程を見学させていただきました。

工場で作られた冷凍の生地を解凍した後、麺棒で生地を伸ばします。この時、具材と調和するように生地を定番のカレーパンよりも薄く伸ばすのがポイントです。

薄く伸ばした生地に、注文を受けた複数の具材（今回は柴漬け、ハラペーニョ、ほうれん草）をのせます。そして具材を包みながら生地を小麦型に成型。

生地にパン粉を付けて油で揚げます。揚げ時間は約4分。表を1分揚げて、裏返してから2分。再度表にひっくり返して1分揚げて完成です。

カスタムカレーパンを実食

自分で選んだ具材で作っていただいたカレーパンを食べてみました。注文を受けてから揚げるカレーパンは、揚げたてアツアツ！

低温で約24時間かけてじっくり熟成させた薄い生地は、もちもちで食べ応えがあります。中に入っているカレーはそれほど辛くなく、どちらかというとマイルド。スパイスの風味がほんのり香り、ピリッとした辛さのハラペーニョと酸味のある柴漬けの味が見事に調和しています。

今回カスタムした、「柴漬け」、「ハラペーニョ」、「ほうれん草」の具材は、堀江さんおすすめのカスタマイズ。「カレーだけだと途中で飽きるけど、柴漬けが入ってくると口の中がリセットされるんですよ。」（堀江さん）

ぜひ堀江さんおすすめカスタムカレーパンの味を試してみてください。

カスタムスイーツカレーパン

もうひとつ、カスタムカレーパンの姉妹メニューとして、カレーベースの代わりにカスタードクリームを入れた「カスタムスイーツカレーパン」も販売。

こちらは、クリームパンをベースに、カスタマイズで苺などのフルーツを入れたスイーツパンを作ったらおいしいのでは？との堀江さんの発想から生まれた商品です。

オープン当初は、カスタードクリームにぶどうをトッピングしたスイーツパンが販売予定。

カスタムスイーツカレーパンを実食

もちもちした生地に温かいカスタードクリームがよく合います。それに温かいぶどうの存在がなんとも新鮮。ぷちっと弾けた瞬間、フルーティーな味わいが口に中に広がりさっぱりと食べられます。これはやみつきになりますね。

今後は、随時新しいトッピングも随時発売予定なのだそう。個人的には、バナナにベーコンを合わせた「エルビスサンド」みたいな味わいもカレーパンの生地によく合うと思うのです。今後の発売に期待したいです。お願い、堀江さん！

「小麦の奴隷 浅草店」は、7月中旬ごろからプレオープンをしています。ぜひ好きな具材をカスタムして、自分だけのオリジナルカレーパンの味を体験してみてください。

カスタムカレーパンの製造工程を公開！