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「ほうれん草の根元が赤い」←「食べていいの?」料理人の回答に…『早く知りたかった!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん「ほうれん草」は好きですか?

好きな方は、「旬」をご存知でしょうか?ほうれん草はハウス栽培もされているため、年中スーパーで購入することができます。そのため、『旬っていつだっけ?』と分からなくなりがちですが、ほうれん草は秋から冬にかけて寒い時期に旬を迎えます。ほうれん草は冷涼な気候を好み、高温にとても弱いのです。

また、ほうれん草は、「鉄分」が多く含まれている野菜として有名です!実は、鉄分以外にも「β‐カロテン」や「ビタミンC」、「亜鉛」、「マグネシウム」なども豊富に含まれています。

そんな優秀なほうれん草ですが、根元が赤いものに出くわした経験ありませんか?きっと、初めて見た方は『この赤いのは何?食べても大丈夫なの?』と困惑するでしょう。今回はほうれん草の赤い根元に注目したいと思います。気になる方やほうれん草が好きな方はぜひ、最後までお付き合い下さいね!

今回の目次

  1. 赤みの正体
  2. 漫画じゃないよ!「マンガン」だよ!
  3. 美味しいほうれん草の選び方
  4. まとめ

赤みの正体

ほうれん草の根元が赤いのは、病気でもカビでも毒でもありません!!

結論から言うと、

赤みの正体は…「ベタシアニン」

ベタシアニンは色素成分であり、ポリフェノールの一種でもあります。そして、ベタシアニンは高い抗酸化作用を持ちます。

また、ほうれん草は根元の赤みが強いほど甘みも強いと言われています。

ちなみに、ドラゴンフルーツには果肉が赤色と白色の2種類がありますが、赤色のドラゴンフルーツには赤い色素としてベタシアニンが含まれています。つまり、赤いドラゴンフルーツは白いドラゴンフルーツに比べて抗酸化作用が高いです。

漫画じゃないよ!「マンガン」だよ!

ほうれん草の根元にはもう1つ素晴らしい栄養素が潜んでいます。その名も

ミネラル分である、「マンガン」です!

マンガンの主な効果は骨の形成にあります。言い換えると、マンガンは骨を丈夫にする働きがあるのです!

ほうれん草100gには、マンガンが約3mg含まれていると言われています。マンガンの1日の目安量は18歳以上の男性で4.0mg、女性で3.5mgだと言われています。つまり、ほうれん草を1日/120gほど食べればいいのです!

※ちなみに、ほうれん草は1束で約200g

美味しいほうれん草の選び方

最後に私から皆さんに“甘くて美味しいほうれん草の選ぶポイント”を3つ伝授します!ぜひ、スーパーに行った際はこの3つのポイントを意識してみて下さい!

★ 葉は色が濃く、厚みがある
★ 茎は太過ぎず、しっかりとしている
★ 根元の赤みが強く、太い

まとめ

  • 根元が赤いのは「ベタシアニン」によるもの
  • 根元の赤みが強いほど甘みも強い
  • 根元はミネラル分である、「マンガン」も豊富
  • 甘いほうれん草には3つのポイントがある
  • 葉は色が濃く、厚みがある
  • 茎は太過ぎず、しっかりとしている
  • 根元の赤みが強く、太い

もっと学びたい人へ
大根上部・下部の使い分け」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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