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豆腐は「湯通しをして下さい!!」料理人からのお願い【そのワケとは?】

こんにちは、ぱぷちゃんです!!

皆さんは「豆腐」は食べますか?豆腐は大きく「絹豆腐」と「木綿豆腐」に分けられます。そして、この2つには違いは「食感」だけでなく、「栄養」や「カロリー」まで異なるのです。

簡単に説明すると、絹豆腐よりも木綿豆腐の方が高カロリーになります。詳しくは…

【カロリー/100gあたり】
・木綿豆腐…約73kcal
・絹豆腐…約56kcal

そんな知っているようで、知らないことだらけの豆腐ですが、皆さんはどんな料理に使ってますか?

・和食ならば…「揚げ出し豆腐」や「味噌汁の具材」
・中華ならば…「麻婆豆腐」

今回、私が皆さんにお教えする内容をしっかりと理解して頂ければ、あらゆる豆腐料理に応用する事が出来ます。

また、今回は分かりやすいように「麻婆豆腐」を例にあげてみました。豆腐が好きな方は最後まで読んでくださいね!

◆「湯通し」とは…?

ネット上で麻婆豆腐のレシピを眺めていると…手順の中に「湯通し」という言葉を目撃した事ありませんか?

この「湯通し」という言葉は、その言葉の通り「湯に通す」を意味します。

「湯通し」=お湯に豆腐を入れる

そもそも、なんで「湯通し」が必要なのでしょうか?また「湯通し」は料理にどのようなメリットを与えるのでしょうか?

答えを言うと…メリットは2つ存在します。

◆メリット①:豆腐の水分を抜く

豆腐をお皿に放置すると『これでもか!!』ってくらい、水が出てきますよね?それもそのはず、豆腐は約90%が水で出来ているのです。

湯通しをすることで、豆腐から余分な水分が抜け、味が水っぽく感じなくなります。

もし、麻婆豆腐を食べて『なんか、味が薄いな』と感じたら、湯通しをしていない可能性が高いです。

◆2つ目は:煮崩れを防ぐ為!

2つ目の理由は「煮崩れ」です。これは豆腐を茹でると煮崩れしなくなるという訳ではありません!!ポイントは「調理時間」です。

湯通しした豆腐は既に温まっているため、調理時間を短縮でき、麻婆豆腐などの料理をより短時間で崩れる前に仕上げることができます。

また、豆腐は大豆の青臭い、独特な匂いがありますが湯通しを行う事で、その匂いを軽減する事ができます。

◆正しい湯通しのやり方

湯通しって言われても…『どれくらい茹でればいいの?』『どのくらいのお湯を用意するの?』これらをしっかり理解する必要があります。

これらを踏まえた、湯通しのやり方を伝授しましょう!

①まず、豆腐1丁に対して1ℓのお湯を用意する。
②沸騰したら、塩を小さじ1入れる。
③用途に合わせて切った豆腐を入れる。
④3分間茹でる。
⑤ザルに上げて、5分間放置する。

そして、この湯通しというのは必ず調理する直前に行ってください!でないと、メリットの2つ目である「煮崩れを防ぐ」の恩恵を受けれなくなります。また、湯通しをした豆腐は、お互いに不足した水分を補おうとしてくっついてしまいます。こうなったらやっかいです(涙)

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