「実際どうなの?」と疑っていた生ごみ処理機、使ってみてわかったこと
コバエを今年こそ撲滅したいみなさんこんにちは、兼業主夫でテックジャーナリストのヒデです。「生ごみ処理機って本当に必要なのかな?」と思っていました。今まで1度だけ使ったことがあったけど、少量しか入らないし、ものによっては乾燥しきれないものがある。
「時間がかかるし、これならジップロックに入れて捨てればいいや」と39歳まで歳を重ねた僕ですが、ひょんなことから使うことになったコイツはなかなか便利でした。
凍らせるゴミ箱と比較してみました!
何を隠そう現在凍らせるゴミ箱をレビュー中です。「これで万能!生ごみそのまま捨てられて楽!」と思いきや、意外なデメリットもあったんですよね。
例えば、
- 20Lと大容量で便利だけど、凍るからためてしまって結果水分で結構な重さになる
- 柔らかい状態でスペースを埋めてから凍るので取り出すのに苦労する
- 今日ゴミ出ししよう、と出して縛っておくと外に持っていくまでに置いた場所がびしょびしょになる
などなど。
もちろんかなり便利なんですよ。臭いを気にせずさっと捨てられるし全く臭わない、虫も湧かない。だけど比較してみると生ごみ処理機の方がいいかなと思う点もありました。
大量に処理できるなら生ごみ処理機もありかも
NAGUALEP NANOは人気だった生ごみ処理機の後継機らしく、以前より小型化しているようです。それでもその容量は3.5Lと今まで僕が見てきた生ごみ処理機とは天と地ほど容量が違います。
小さめですがこの傷んだメロンもそのまま入る勢い。「これでちゃんと処理されるのかな?」と半信半疑でしたが、しっかりと茶色の粉状になっていました。
メロンは特に小さく切ったりもせず丸ごと入れましたが、この内釜の構造でしっかりと粉砕されて処理された模様。卵の殻も見た目でわからないほどになっていたし、このシルバーの部分が5mmくらいある分厚い金属でできているのでかなり硬いものでも粉砕できそうです。
ここまで大容量ならほぼなんでも放り込めるので生ごみ処理機を使うというのもアリかもなと思いました。
汚れづらく、生ごみ臭は皆無
今回はわざと一回ごとに捨てず、処理した後はそれなりに放置していたので流石に臭うかなと思いました。結果、臭いは全くしてこず、開けて嗅いでも焦げたようなにおいがするだけ。
余った手巻き寿司のつまなども入れたのに臭わないのはびっくりしました。臭いは活性炭フィルターで脱臭されるそうですが、処理後はそもそも臭わないので安心できるんじゃないでしょうか。
処理した生ごみは土と層にして肥料として使えるようですが、処理しただけでもう見た目が土のようでした。
内釜は汚れがつきづらい加工がしてあるので、ゴミ箱にざっと捨てただけでほぼ汚れが残りません。
さらに、操作がシンプルなのも使いやすくてよかったです。ボタンは自動洗浄と電源オンの2つしかなく、処理は完全自動。大きなものを入れた時は長くなるし、ちょっとしか入れなかった時はすぐに止まります。
センサーとAIで中身を判別して処理してくれるということで、毎回同じ時間処理しないのが賢い。中身に応じて動いてくれるので電気代も節約できて好印象でした。
一長一短ではあるけど、生ごみ処理機もいいかも
なんとなく良くなさそうという先入観がありましたが、使ってみたら意外と使いやすかったです。特に、
- 量が大幅に少なくなる
- 思ったよりも臭いがない
- 処理後のゴミ捨てが楽
- ゴミ袋を変える頻度が減る
という点は凍らせるゴミ箱より良いなと思いました。逆に、
- 汚れた袋や排水口ネットなどは処理できない
- 大量に処理すると焼き芋のような香りがすることがある(臭くはない)
- そこそこ本体が大きい
という点は凍らせるゴミ箱の方が良いかなと思いました。組み合わせると最強なんですが、置き場所を確保しなければならないので悩むところですね。
あと、動作時に前面のLEDが点灯するんですが、夜間これがまぶしい時がありました。環境光に応じてオフになってくれるなどの機能があればさらに良いと思います。動作音は素晴らしく静かなのでそこは文句なしでした。
自治体によっては補助も出るようなので、活用すると良いかもしれません。思ったよりも使えたので生ごみ処理機の印象が変わりました。
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