ラーメン界のホープ監修「桜上水船越 塩中華そば」を実食レビュー
2024年5月6日にマルちゃんで有名な東洋水産は「桜上水船越 塩中華そば」322円(税抜)を新発売しました。筆者は桜上水船越というお店は全く知りませんでした。どうやら2023年1月にオープンした、新進気鋭のラーメン店とのことです。オープンしてからあまり日にちはたっていませんが、2時間行列すのは当たり前といわれるほどの人気店だそうです。
豚鶏動物系出汁のトロミが効いた塩スープと三河製麺の中太麺が病みつきになる味わいだそうですよ。
そんな「桜上水船越」ですが、「第24回TRY ラーメン大賞2023-24」にて「TRY新店大賞」を獲得したことで、カップラーメンが発売されることになりました。今回は桜上水船越が監修した塩カップラーメンを実食しました。
1食(114g)あたり408kcal。たんぱく質12.7g・脂質11.6g・炭水化物63.3g・食塩相当量6.3g(めん・かやく2.0g・スープ4.3g)。
原材料はポークエキス・植物油・牛脂・チキンエキス・食塩・でん粉・豚脂・魚介エキス・ゼラチン・こんぶエキス・香辛料などでした。
ノンフライ麺の湯戻し時間は5分です。
カップの中には麺のほかに液体スープ・粉末スープ・かやくが入っています。
完成品はこちら。きれいな琥珀色のスープです。
胡椒のパンチが効いていて、一口目からガツンとくるスープです。牛脂の出汁が最も出ていて、ポークエキスが後から強調してきます。昆布エキスも感じますが、動物系の出汁が強い印象です。塩味は濃すぎず、胡椒と出汁の効いた、結構おいしい塩スープでした。
ツルっとした食感の麺はプリッとした歯ごたえが特徴的な多加水麺。パンチの効いたスープとよく合っています。
焼豚、チンゲン菜、メンマ、ねぎという組み合わせですが、焼き豚も薄く普通のカップ麺の具材といったところです。お店はワンタンが名物らしいので、ワンタンが入っていてもよかった気がします。
スープはそれなりにクオリティが固く、麺もコシがあり結構おいしいカップ麺でした。監修ラーメンのため値段が高く、量が少ないのがネックですね。ごちそうさまでした。