「茶碗蒸しに舞茸を入れる」←「それやめて!!」料理人からのお願い【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんは「茶碗蒸し」好きですか?
回転寿司に行ったら絶対に「茶碗蒸し」を頼む!という方もきっと居るでしょう!
ここでもう1つ、質問させてください。
あなたは、お家で茶碗蒸しを作りますか?
もし答えが「YES」なら、今回の内容は絶対に見逃せません!!
茶碗蒸しは様々な具材を入れて楽しむ事が出来ます。『この食材入れたら、美味しいかな〜?』と考えながら作る、茶碗蒸しは楽しい!
しかし、入れてはいけない「具材」が存在します。それは何か?
また、なんで入れてはいけないのか?理由もご説明します。
気になる方は最後まで読んでくださいね。
失敗する具材
入れてはいけない具材とは…一体何なのか?
ズバリ、答えから言うと
「 舞茸(マイタケ)」
『え!舞茸ダメなの?』と思った方、おめでとうございます!
失敗する前に知れて、良かったです。
茶碗蒸しの定番食材も1つである「きのこ類」。
「しいたけ」が入った茶碗蒸しはよく食べると思いますが、どうだろう「舞茸」が入った茶碗蒸しは食べた事ありますか?
『そういえば、ないかも…?』
では、舞茸を入れるのはどうしてダメなのか?
固まらず、どろどろした茶碗蒸しが出来るから!
そう、固まらないのです。
茶碗蒸しを作る上での最大の心配事は『固まらなかったら、どうしよ』ではないでしょうか?
和食のプロである私も、茶碗蒸しを蒸す時はなんだか緊張します(笑)
もしあなたが、今まで茶碗蒸しを蒸して、固まらなかった経験があるなら、それは「舞茸」の仕業なのかも?
もちろん、出汁の割合が多過ぎた事も考えられますが、それ以前に「具材」のせいなのかもしれません!
でも、なんで「舞茸」を入れると茶碗蒸しが固まらなくなるのか?
理由が気になりますよね!
「茶碗蒸し」ってどんな料理?
理由を説明する前に「茶碗蒸し」ってどういう料理なのか?みなさん分かりますか?
『美味しい卵の料理』
違うわ!そういう事じゃなくて「原理!」
【茶碗蒸しとは…】
卵に含まれるタンパク質が熱によって
固まる性質を利用した料理です。
まずは、この原理をしっかりと理解してください!
「舞茸」はこの原理をぶっ壊します。
なんと、舞茸にはタンパク質を分解する「酵素」が含まれています。
『あらら…』と思わず、声が漏れたでしょう!
固まろうとしているのに、分解しちゃうんです…悲しいことに。
長くなってしまいましたが、以上が「茶碗蒸しに舞茸を入れてはいけない」理由になります。
ここまで見てくれた方に【茶碗蒸しの黄金比】をプレゼント!
・卵(Mサイズ)1個→出汁150ml
・卵(Lサイズ)1個→出汁180ml
他の人には内緒だよ!
【料理上級者用・記事】
ブロッコリーを「水」で洗っている方は…【ブロッコリーは「水で洗っても意味がない!」料理人が“正しい洗い方”を徹底解説!】という記事を書いたので良かったら、見てみて下さい!