平野佳寿の新しいブルペンメイトは、ブルペン・カートに乗って「移籍」してきた
7月30日の試合で、ジェイク・ディークマンは9回裏にテキサス・レンジャーズの6番手として登板し、アリゾナ・ダイヤモンドバックスを無失点に抑えた。その翌日、ディークマンはレンジャーズからダイヤモンドバックスへトレードされた。
ビジターのクラブハウスから、ホームのクラブハウスへ。荷物を手にしたディークマンは、迎えに来たブルペン・カートに乗って、チェイス・フィールド内の通路を移動した。運転していたのはダイヤモンドバックスのマスコット、D.バクスター・ザ・ボブキャットだ。
ダイヤモンドバックスのリリーフ投手は、ブルペンからマウンドへ向かう時、ブルペン・カートに乗らない。だからというわけではないだろうが、こんな使い方があったとは。
この日の試合は、ダイヤモンドバックスが勝利を収めた。シリーズは2連戦。新天地デビューは実現しなかったものの、ディークマンだけは「連勝」を味わった。