シーズン到来!雑誌やメディアでも人気の八丁堀伊勢屋さんの「苺大福」であんこと苺の共演を先取り
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00636923/top_1700110240683.jpeg?exp=10800)
2023年、今年の猛暑は毎日のようにニュースに取り上げられるほど、本当に多方面への影響が大きいものでしたね。特に野菜。今年の夏は比較的台風が少なかったような気がしますが、農作物にとっても酷暑そのもの。うまい具合に成長が進まず、収穫を迎えられないまま枯れてしまうという事例も多数。また反対に、成長しすぎてしまったり、収穫過多により規格外や廃棄されてしまうという心が痛むニュースもちらほら。
![朝10時前にはできたての苺大福がずらり](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00636923/internal_1700110291292.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
東京都中央区八丁堀、豆大福でも有名な「八丁堀伊勢屋」さんでは、一足お先に苺大福の製造が開始!なんでも、猛暑の影響か苺の出荷が例年よりも2週間ほど早く、それでいて価格や味、見た目も良いものが入手できたのだとか。確かに、苺大福って12月頃からあちこちの和菓子屋さんで見かけるような…
![苺大福](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00636923/internal_1700110303884.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回は八丁堀伊勢屋さんの「苺大福」をご紹介。
すくっと自立する程立派でどっしりとした苺大福。てっぺんの苺が透けていることや、側面から仄かに透けるあんこのまだら模様からも、お餅が分厚いのではなく中身が詰まっていることがわかります。
![こぶりなおにぎり程の大きさです](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00636923/internal_1700110321211.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
その頂きからぱくっとひとくち。フレッシュで果肉感満載の大ぶりな苺は、爽やかな色味とは裏腹にほんのりとした酸味と充実した果実らしい甘味に富んだ食べ口です。果汁が迸るようなタイプというよりは、肉厚な実を数回そしゃくするとじわじわと溢れ出してくるような感覚。そのため、非常に滑らかでうっすらとした朝搗きのお餅は果汁の水分に負けることなく、その粘り気と伸び、お餅本来の旨味が活かされています。
![足腰がしっかりとした風貌](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00636923/internal_1700110364400.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
苺のヘタ部分からそっと包み込むあんこはつぶし餡。八丁堀伊勢屋さんのつぶし餡は小豆の存在感が強かなので、苺や繊細な羽衣のような餅皮と合わせるには多ければ良いというわけではなく。全体的な味のバランス、食べ応えなどに配慮された仕様となっています。
![噛み応えのある果肉と控え目ながらも存在感のあるあんこ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00636923/internal_1700110384159.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
とろりとしていてもしっかりと芯を感じられるような豆大福のお餅のような厚みも、あくまで苺をそっと支えるような薄さも、いずれもお餅の魅力を堪能できるのは流石です。
名物の豆大福と食べ比べ、なんていうのもありですね。
※店内のお写真は撮影ならびに掲載許可を頂戴しております。
<八丁堀伊勢屋>
東京都中央区八丁堀3丁目18-11
月曜~金曜 8時~18時30分(9時頃に商品が揃います)
定休日 土日祝