せっかく覚えたのにすぐ忘れちゃう⁈【学んだことを記憶する3つのコツ】
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は「学んだことを記憶する3つのコツ」についてお話しします。「せっかく覚えたのにすぐ忘れちゃうんだよなぁ…」と思う人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.決まったルーティンで復習
実は、私たちが1回見ただけのものを忘れてしまうのは普通のことです。「エビングハウスの忘却曲線」というグラフがあるのですが、このグラフの元になった実験では、覚えてから20分後には42%、1日後には72%が忘れられてしまうという結果が出ています。
私たちの脳は、繰り返し見たり聞いたりした内容を、重要だと判断して記憶に定着させます。だから、忘れてから復習するのではなく、覚えたいことを1日後、3日後、1週間後といった決まったルーティンで復習してみてはいかがでしょうか?グッと記憶が続くようになるはずですよ。
2.アウトプットを前提にする
ニュースを見たり、ネットで調べたり、読書したり、私たちは毎日たくさんの情報をインプットしています。ただ、実際に活かされることなく、忘れ去られていく情報も多いのが現状でしょう。
なんとなく目にしただけのものは、すぐに忘れてしまいがちですが、アウトプットを前提にすると、忘れにくくなります。「同僚にも教えてあげよう」「明日、ママ友に話そう」といったことでもオッケー。反応がよかったら、自分なりの解釈を加えて、SNSで発信したり、ブログに書いてみるのもいいかもしれません。せっかくの知識、活用していきましょう。
3.学んだ内容を人に教える
アメリカ国立訓練研究所によって導き出された、平均学習定着率を表す「ラーニングピラミッド」によると、講義を聞いたり、本を読んだりしただけの記憶定着率は、10%以下なんです。それに対して人に教えた場合は、なんと90%!
人に教えるためには、内容を正確に理解する必要があります。さらに、複雑な事柄の場合、どうしたら相手にわかりやすく伝えられるかを考えて、自分なりにかみ砕いてみたりしますよね。そういったことが、記憶定着率を跳ね上げるのでしょう。人に教えて喜んでもらえたら、学ぶことがもっと楽しくなりそうです。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。あなたの大切な学びのために、少しでも役立ったなら幸いです。
私はこのことを、野村礼雄(アフィラ)さんの著書「図解 正解努力 100」を読んで学び、自分なりの解釈を加えて発信しています。本書には今回ご紹介した他にも、効率的な努力の方法が満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
【参考文献】 野村礼雄(アフィラ)・著
「図解 正解努力 100」 KADOKAWA
この本に出会えたこと、感謝しています