「あつまれ どうぶつの森」攻略本、転売で高騰 営業再開の書店に行列も
任天堂が3月20日に発売した、Nintendo Switch用シミュレーションゲーム「あつまれ どうぶつの森」が、発売6週間で1300万本を超える驚異的な売れ行きを見せています。
ゲームに登場するアイテムなどをまとめた攻略本「あつまれ どうぶつの森 ザ・コンプリートガイド」(KADOKAWA刊)も人気です。書店では品薄になっているため、転売価格が高騰。メルカリなどのフリマサイトでは5月8日現在、定価1650円の倍前後の価格で取引されています。
あつまれ どうぶつの森は、無人島を舞台にしたシミュレーションゲームです。プレイヤーは、「たぬき開発」がプロデュースする無人島移住プランに参加して、島で生活する。釣りや虫取りを楽しんだり、キャンプ場を管理し、コテージの家具をそろえたり……プレイヤーや思い思いの生活を楽しめます。
攻略本「あつまれ どうぶつの森 ザ・コンプリートガイド」は4月28日に発売された、全1072ページもある分厚い本。無人島生活のスタートから、「たぬき開発特製スマホアプリ」の使い方、島に移住してくるどうぶつの紹介、ゲームに登場する全アイテム紹介など大ボリュームで、「図鑑みたい」「見るだけでも楽しい」と評判になっています。
この本は、ネット書店はもちろん、リアルの書店でも品切れが続いているようです。Twitterには「大型書店にも売っていない」「小さな本屋は自粛でお休み」などと、本を手に入れられないユーザーの嘆きが集まっています。
5月7日に自主休業を終えて営業を再開した紀伊國屋書店新宿本店には7日時点で入荷していたようで、同日にはこの本を求めて多くの人が行列した、とスポーツ報知が伝えています。
そして、やはりと言うべきか、この本も「メルカリ」などのフリマサイトで高額で流通しています。5月8日現在の取引価格は送料込で3000円前後と、定価の倍ほどに高騰している状況です。