中国軍の戦略爆撃機8機に空自戦闘機がスクランブル
11月27日、防衛省統合幕僚監部の発表によると、中国軍のH-6戦略爆撃機8機、Tu-154情報収集機1機、Y-8情報収集型1機、Y-8早期警戒型1機の大型機11機が沖縄周辺を飛行し、その半数が東シナ海を周回、もう半数は沖縄本島と宮古島の間を通過し戻って行きました。
中国国防省の発表では、H-6K戦略爆撃機と複数の軍用機による西太平洋(フィリピン海)への進出訓練と、東シナ海のパトロール飛行を行ったとあります。
H-6K戦略爆撃機は新型のDH-10長距離空対地巡航ミサイルを運用できる最新改修型で、フィリピン海に進出した訓練の仮想状況はおそらく、グアムのアメリカ軍の基地を攻撃する想定の演習だったと推定できます。