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【片付け】来客用の布団を捨てたらどうなった?

川崎みさ暮らしの講師

元海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

「片付けたいけど何を捨てたらいいか分からない」と、思ったことはありませんか?わたしも同じように30年間片付けに悩んできました。

しかし、大人になってから片付けを学び「今のわが家に必要なモノ」を自分なりに決めて片付ける中で、捨てても困らないモノがあることに気が付きました。「来客用の布団」もそのひとつでした。

「来客用の布団」の悩み

かさばって場所を取る
使用前後に念入りなお手入れがいる
使わなくても定期的に干す手間がかかる
数年ごとに買い替えの出費がかかる
枕、カバー類など付属品が多い

など、長年「来客用の布団がジャマだな」と思いつつ「両親が泊りに来てくれた時にないと困るから」と、あきらめていました

「来客用の布団」を捨てたキッカケはコロナの流行

コロナが流行し、両親がわが家に泊りに来なくなって数年。布団の整理をしていた際に、「次に両親がいつ来るのか分からないし捨ててもいいのでは?」と、思い切って処分することにしました。

「来客用の布団」を捨てたら暮らしやすくなった

もちろん布団だけでなく、来客用の毛布・シーツ類・夏用タオルケット・枕・枕カバーなども全捨て。今までパンパンだった収納場所に空間がうまれ、普段使っている布団がしまいやすくなりました

現在の「宿泊を伴う来客」どうしてる?

「レンタル布団」を借りる
近くのホテルの「素泊まりプラン」を利用する

コロナの5類移行後、以前より回数は減りましたが、また両親がわが家に泊りに来てくれるようになりました。しかし、2つの対策のおかげで新たな「来客用の布団」は購入せずに済んでいます

対策1.「レンタル布団」を借りる

使用後のためシワがありますが、届いた時はパリッとしていましたよ。
使用後のためシワがありますが、届いた時はパリッとしていましたよ。

「品質はどうかな?」「ちゃんと返却できるかな?」と少し不安のあった「レンタル布団」ですが、インターネットの口コミをしっかり読み、評価の高いお店のモノをネットから頼んでみましたがこれが大当たり。

高級旅館で使われているような、清潔でしっかりとした厚みのある布団セットが届いたうえに、返却も専用の布団袋に入れて電話一本で自宅まで回収に来てくれるという手厚さ!両親のために2組の夏用布団セット(敷布団、シーツ、枕、枕カバー)を頼みましたが、約9,000円の費用で3日間借りることができました。

※レンタル布団は借りる日の3日前までに要予約などの条件がある場合が多いので、ご利用の際はしっかりと利用条件などをご確認ください。

※利用料金は、利用する店舗や日数などによって異なる場合があります。

対策2.近くのホテルの「素泊まりプラン」を利用する

また、両親が泊りに来る際にはわが家の近くにあるビジネスホテルの「素泊まりプラン」を利用する場合もあります。

最初は「せっかく遠方から遊びに来てくれるのに」と、ホテルでの宿泊に申し訳ない気持ちになりましたが、両親側にも「深夜に気兼ねなく何度でもトイレに行ける」などメリットがあり、日中に元気すぎる孫の相手で疲れているので、夜にゆっくり両親のペースでくつろげるホテルでの宿泊はむしろ大歓迎のようです。

ホテルの宿泊代は、ささやかですがわが家からプレゼントしています。(素泊まりプランなので一人あたり5,000円前後です。)

来客用の布団を捨てたらどうなった?

収納スペースががっつり空いた
普段使いの布団をしまいやすくなった
来客用の布団の管理が不要になった
お互いに夜を自分たちのペースで過ごせるようになった

宿泊を伴う来客が年に数度のわが家では、「来客用の布団」を捨てても全く困ることはありませんでした。

布団のレンタル代やホテルへの宿泊費など、年間合計で約2万円ほどかかりますが、来客用布団やシーツなどの小物にかかる購入代金や維持管理の手間を考えると、年間約2万円の出費で「来客用の布団」にまつわる些事から解放されたメリットの方が大きいと感じています。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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