[訃報]米国最高齢のジャズ・ミュージシャンだったトランペット奏者のライオネル・ファーボスさん逝去
Lionel Ferbos, the oldest jazz musician in New Orleans, dies at 103
Lionel Ferbos, who had played trumpet in New Orleans since the early 1930s and was believed to be the oldest working musician in the city known as the birthplace of jazz, died July 19 at his home in the Crescent City. He had celebrated his 103rd birthday on Thursday.
引用:Lionel Ferbos, the oldest jazz musician in New Orleans, dies at 103|The Washington Post
米国最高齢のジャズ・ミュージシャンだったトランペット奏者のライオネル・ファーボスさんが亡くなられました。享年103歳。
「ワシントン・ポスト」電子版の記事にもあるように、一貫してニューオーリンズ・ジャズのスタイルを貫き、地元ニューオーリンズのステージに出続けた“生涯現役”のミュージシャン。今年7月17日の103歳の誕生日を祝ったばかりだったそうです。
「ワシはモダン・ジャズなんか知らんよ。ただ“正しい調べ”を出したいと思って演奏しているだけだ。ワシは“メロディの表現者”でありたいんだよ」という言葉が印象的です。ジャズのルーツと言われるニューオーリンズ・ジャズの本質を突いた彼のこの言葉が、いまもなお連綿とその精神が受け継がれていることを示しているのではないでしょうか。
♪When You're Smiling- The Lionel Ferbos Band
98歳のときのステージのもよう。トランペットに歌にと大活躍です。
ご冥福をお祈りいたします。