哺乳類だけじゃない!?卵じゃなくて赤ちゃんを産む意外な魚4選
人や犬などの哺乳類は赤ちゃんを産み、鶏などの鳥類は卵を産んで繁殖する。
では魚はというと卵を産んで繁殖するというのが一般的なイメージだと思いますが、実は卵ではなく赤ちゃんを産む魚も結構いるんです。
そこで今回は、そんな卵じゃなくて赤ちゃんを産む魚を4つ紹介します。
その① メバル
一つ目の魚はメバルです!
メバルといえば、近年ではルアーでメバルを釣ることを指すメバリングという言葉があるほどメジャーなターゲットですが、実は卵ではなく親が直接稚魚を産む卵胎生の魚です。
繁殖期は冬で、交尾を経てメスの体内で受精し、数千匹の稚魚を産むと言われています。
その② カサゴ
二つ目の魚はカサゴです。
カサゴもメバルと同じく釣りのメジャーなターゲットですが、卵ではなく直接稚魚を産むということをご存知でない方も多いのではないでしょうか?
カサゴの繁殖期もメバルと同様に冬で、交尾から約1か月後に1万匹程度の稚魚を産みます。
その③ ウミタナゴ
3つ目の魚はウミタナゴです。
これは釣り人でなければ馴染のない魚かもしれませんが、漁港などで釣りをしているとよく釣れる魚です。
ウミタナゴの繁殖は少し変わっていて、交尾は11月頃に行われるのですが、生まれるのは4-5月頃と交尾から出産までの期間が他の魚に比べて長めのようです。
その④ アカエイ
4つ目の魚はアカエイです。
ルアーフィッシングや投げ釣りでかかることの多い魚ですが、アカエイも卵ではなく稚魚を直接産む卵胎生の魚です。
アカエイは2-5月頃に交尾を行い、5-9月頃に10匹程度の稚魚を産みます。
今回は卵ではなく赤ちゃんを産む身近な魚について紹介しました!
実は魚類では卵ではなく赤ちゃんを直接産む魚が結構いるので、気になる方は水族館に行った時にそれぞれの魚の繁殖方法についてチェックしてみてはいかがでしょうか?