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黄金に輝く巨大魚が登場!持ち帰って食べてみた結果

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何気なく釣りをしている時に、思わぬ大物に遭遇するのも釣りの醍醐味の一つ。

筆者も先日、知人とボートで釣りに出かけてアカハタなどの魚を釣って楽しんでいました。

すると突然、知り合いの方の竿がグンと大きく曲がります。

その引きの強さから明らかに今までの魚のサイズとは違う大物がかかっていることが分かります。

そして10分の格闘の末、上がってきたのは黄金の巨大な魚でした。

体長は1mほど、黄金に輝く体や、見慣れない形に衝撃を受けました。

まるでマンボウのような丸くて大きな頭が特徴的です。

こちらの魚の名前はシイラといって、ハワイなどの暖かい海で生息する魚なのですが、実は日本沿岸でも釣ることができます。

緑と金色で美しい色をしているのですが、釣り上げるとこのように

黄色味がとれて、青白い体色になってしまいました。

筆者もシイラの存在は昔から知っていたのですが、釣れるところを始めて見たレベルで全く味の想像がつかなかったので、今回は知人に譲ってもらって持ち帰って食べることにしました。

大きすぎて捌くのが大変…

さて、早速持ち帰って頂いたシイラを捌いてみました。

捌き始めてすぐに思ったのは、大きすぎて捌きにくいということ…

筆者の家のまな板はそこそこ大きいのですが、そんなまな板が小さく見えるほどの巨体で、そのままでは全くまな板に乗りません。

ということで、まずは尻尾と頭を落として小さくすることに。

頭と尻尾を落としたところ、やっとまな板の上に乗るようになりました。

さて、気になるのがシイラの身の色。

金と緑という異色のカラーリングをしているので身の色が全く想像がつかないのですが、いざ捌いてみると

中身はピンクがかったきれいな身の色をしています。

同じ青物の仲間ということで、切り身にするとブリと見間違えるほどによく似ています。

さすが体長が1mほどもある巨体ということで、こんなにたくさんの身が取れました。

シイラを料理してみた

さて、それでは先ほどの切り身を使ってシイラを料理していきたいと思います。

ブリに似ているということで、まずは照り焼きにしていきます。

まずは切り身をフライパンで焼いて焦げ目をつけます。

ブリに比べて身が柔らかいので、形を崩さずにひっくり返すのが難しいです。

続いて醤油、砂糖、みりんなどで味付けをします。

汁気が飛ぶまで加熱すれば完成です。

気になるその味は?

さて、完成したシイラの照り焼きがこちら。

醤油ベースの甘辛いタレで色づいていて、もうブリの照り焼きと見分けがつきません。

こちらを箸でつまんで、口の中に入れてみると

ブリの照り焼きの味がしました。

厳密に言うとブリよりも脂が少なくさっぱりとした味わいなのですが、夏はブリも脂が少なくさっぱりとしているので食べ比べても違いが分かりにくいレベルです。

調べてみると、どうやらブリの代用魚として使われていたこともあるようで、確かに味はよく似ています。

また特徴的な頭はカマ焼きにしたのですが

焼くことで身が締まって、これは焼き魚としても美味しく食べられました。

特に特徴的な丸みのある部分については

肉厚で脂の乗った身が詰っていたので、非常に美味しかったです。

シイラの中で一番美味しいと感じたのは、特徴的な頭の部分でした。

今回は黄金に輝く巨大魚、シイラについて紹介しました。

鮮度が落ちるのが早く、魚屋さんやスーパーなどで見かけることはなかなかないのですが、もし食べる機会があれば生きている時の姿をイメージしながら食べてみてはいかがでしょうか?

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