浦和レッズがルヴァンカップ準決勝第1戦、アウェイゴールを奪って引き分けに持ち込む
決勝の舞台まで、あと一つ。ホーム&アウェイの合計スコアで勝敗が決するルヴァンカップ準決勝の第1戦。浦和レッズは大阪のヨドコウ桜スタジアムに乗り込み、セレッソ大阪との試合に挑んだ。
試合は開始早々の2分に試合が動く。セレッソ大阪がハイプレスからボールを奪うと、FW上門知樹が振り向きざまに右足を振り抜くと、無回転シュートがゴールに突き刺さり、セレッソ大阪が先制した。その後、浦和レッズも決定機を迎えるも決め切ることができず、前半は1-0でセレッソ大阪が1点リードで折り返した。
後半に入り、53分に浦和レッズに決定機が訪れる。左サイド深く侵入すると、中央のMF伊藤敦樹にボールが渡り、伊藤がミドルシュート。このシュートをGKが弾いた所をMF小泉佳穂が押し込んで、1-1の同点とした。小泉選手は「このルヴァンカップは180分で勝つことをチームでもずっと言っているので、そういう意味ではアウェイゴールを持ち帰れたのは最低限のことが出来た」と振り返った。同点ゴールで勢いを取り戻した浦和レッズが、猛攻を仕掛けるもセレッソのゴールは割れず、試合は1-1の引き分けで終わった。
試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「後半はしっかり修正が出来て良いプレーが出来た。今日の結果で、わずかに我々の方にアドバンテージがあると思います。日曜日の試合では切り替えて最大限の力を出してプレーをして勝利をしたいと思っています」と試合を振り返った。
決勝進出は、第2戦の勝敗で決することになる。浦和レッズはアウェイゴールで0-0でも突破。1-1は延長戦。2点以上の引き分けはセレッソ大阪の突破。勝利以上は浦和レッズの突破が決まる。