通算入場者数1600万人達成の浦和が、伊藤敦樹の2ゴールで横浜FMに快勝
明治安田J1リーグ第12節、浦和レッズはホーム埼玉スタジアムに、横浜F・マリノスを迎えての一戦となった。浦和レッズはこの試合で、40,579人を動員して、リーグ戦通算入場者数1600万人を達成。31年目のシーズンで、浦和レッズが初の達成となった。また、守護神のGK西川周作がプロ20年目で史上3人目のJ1出場通算600試合出場も達成した。
試合は、アジアチャンピオンズリーグ決勝を控えた横浜FMが、メンバーもターンオーバー、戦い方も抑え気味の中で、レッズが好調の中島翔哉を中心にチャンスを何度か作るもゴールを決められなかった。
しかし、前半終了間際の42分、レッズに待望の先制点が生まれた。スローインから流れる攻撃の中で、FW中島翔哉のパスを中央で受けた、MF伊藤敦樹が左足でゴールに流し込み、伊藤敦樹の今季初ゴールで浦和レッズが先制した。勢いに乗ったレッズが、さらに追加点を奪うチャンスを作り出すも決めれず、前半は1-0でレッズがリードして折り返した。
後半は、膠着した展開の中で次の1点をどちらが奪うかという展開の中で、横浜が4枚替えでギアを上げようとするが、66分に試合を動かしたのはレッズだった。MFサミュエル・グスタフソンの縦パスを受けた伊藤敦樹が、スルスルっとドリブルで駆け上がり、そのまま左足を振り抜いて、今日2点目のゴール。レッズが2-0とした。完封を狙いたいレッズだったが、86分、横浜もゴール前の連携からDF加藤聖がゴールを決めて、2-1とした。しかし、このままレッズが逃げ切り、2-1で勝利した。