最近オープンしたお店を除いて、旭川市内のラーメン店はかなり食べ歩いている方だと思っていましたが、なんと盲点がありました。

今回初めて伺ったのは、『味の三平 豊岡店 』です。

「味の三平」は、昭和45（1970）年に神楽で創業、その後神居に移転しましたが平成28（2016）に店主の高齢を理由に閉店。

現在は、エンフードという会社が継承して、「旭川三平本店」として平成30（2018）年に、1条7丁目で再オープンしています。

「味の三平」には東光店もありましたが、令和3（2021）年に「あべま」と店名を変えています。

本店は、神楽と神居どちらの時にも、そして東光店にも行っていますが、ここ豊岡店はなぜか来たことがありませんでした。

今まで来たことがない理由を考えると、

・本店と東光店では食べたことがある
・味の三平は激辛ラーメンが人気だが、筆者は辛いものが苦手
・旭川東警察署のすぐ近くにある（これは関係ない）

お品書きでも、看板メニューの「三平激辛みそラーメン」推しですが、これまでに本店でも東光店でも食べたことが無い「味の三平」の「醤油ラーメン」を注文してみます。

目の前に置かれた醤油ラーメンは、真ん中に細かく刻まれた長ネギがたっぷり。

チャーシューやメンマはスープの中に隠れています。

スープを一口頂くと、醤油の角が立っていないやさしい味で、魚介系の香りが口の中にふわっと広がります。

激辛みそのイメージがあったので、正統派の旭川醤油ラーメンに出会えてビックリです。

そんな懐かしさを感じるスープに、コシがあるちぢれ麵がよくからみます。

丼の底の方には、「三平激辛みそラーメン」にも入っている、名物のお餅がありました。醤油ラーメンにも入っているんですね。

「味の三平」に、こんなにおいしい醤油ラーメンがあったなんて完全に盲点。これまで食べに来なかったことを後悔しています。