子どもの頃、誕生日や入学式などのお祝いの日には、母がちらし寿司を作ってくれた記憶があります。

最近では、スーパーで手軽に寿司ネタが手に入るので、自宅ではちらし寿司を作るよりも、手巻き寿司や生ちらし寿司にするので、もう何年もちらし寿司を食べていませんでした。

この日のランチで伺ったのは、春光4条8丁目の住宅街にある『寿司久 春光支店』です。

『寿司久 春光支店』は、街中にあった老舗寿司店「寿司久」で20年間修業した店主が、のれん分けしてもらい開いたお店。

この日もお一人様なのでカウンター席。カウンター席で、職人さんの仕事ぶりを眺めるのって楽しいですよね。

『寿司久 春光支店』を利用するのは今回で3回目。前回は2023年の8月で、その時には「バラちらし」を頂きました。その前は「すし久ランチ」です。

5種類のランチメニューの中から、今回は「花ちらし」を注文します。

「花ちらし」は、まるでケーキの様に華やかに盛り付けられた五目ちらし寿司。エビの頭とアサリが入ったお吸い物がついています。

2段になったすし飯の間には穴子がサンドされ、その上にはカニやエビ、イクラ、とびっこといった海鮮に加えて、彩も美しい桜でんぶや錦糸卵、キュウリも盛り付けられています。

桜でんぶを食べるのって何十年ぶりでしょうか。

盛り付けが美しくおいしいので、これは女性に人気がありそうねメニューですね。

食後にはフルーツ付き。この日はパイナップルでした。

『寿司久 春光支店』の店内はとても清潔感があり、さりげなく季節のお花や置物などが飾られていて洒落た雰囲気。接客も丁寧で気持ちよく食事ができ、また行きたくなるお寿司屋さんです。