この日伺ったのはJR旭川駅から歩いて5~6分、1条通7丁目にある激辛の味噌ラーメンが有名なお店『旭川三平本店』です。

『旭川三平本店』は、昭和45年に創業して平成28年に閉店した「味の三平」を継承する形でエンフードという会社が継承して、再オープンさせたお店です。

エンフードは塩ラーメンが有名な「ラーメンすがわら」も運営していて、現在は閉店してしまいましたが「すがわら三平 春光店」という、三平の激辛味噌ラーメンもすがわらの塩ラーメンも食べられるお店もやっていました。

店内に入ると「味の三平」の歴史が古い写真と共に飾られていました。

ここに書かれている通り、そもそもお店は神楽にあり、その後神居に移転して閉店しています。

筆者は神楽の頃に、1度だけ食べに行ったことがあります。

その時、味噌ラーメンを注文しましたが辛すぎて食べられず、もったいないですが残した記憶があります。

そんな激辛味噌ラーメンを受け継いだ『旭川三平本店』ですが、辛さが5段階で選べるようになっていました。3辛の「挑戦者」は他のお店の激辛レベル。5辛の「命知らず」が元祖三平の辛さです。

辛いものが苦手な筆者が食べられなかったのが理解できます。

4辛以上の激辛三平味噌ラーメンを30杯食べたらオリジナル激辛Tシャツがもらえるそうですよ。激辛好きな人はチャレンジしてみては。

辛いものが苦手な筆者は、味噌ラーメンではなく「味の三平」でもう一つの名物だった「亀やのカツ丼」を注文しました。

お品書きにも書いてありますが、「亀やのカツ丼」とは昭和30年から40年頃に平和通りにあった食堂「亀や」で人気だったカツ丼のこと。

その「亀やのカツ丼」の味を再現しているとのこと。

筆者は、実際に「亀や」に行ったことはありませんが、「亀やのカツ丼」はほど良く甘いタレが玉子にもトンカツの衣にもよくしみ込んでいて美味しいですね。

「亀やのカツ丼」が懐かしいと感じる世代は少なくなっていると思いますが、この先も味を受け継いで欲しいですね。