「元気かな？」と店主の顔を見に、この日行ったのは永山8条5丁目の旭川環状線沿いにある『ラーメン専門一番 永山店』です。

訪問するのはほぼ１年ぶり。1年に300食以上は外食していますが、同じお店に何度も行くことはなかなかできません。

『ラーメン専門一番 永山店』の店主とは、昔々に同じレストランで働いた仲。

彼が高校生でホール担当のアルバイト、筆者は厨房で料理を作っていました。

その後、おじさんが経営する「ラーメン専門一番 本店」で修業した彼が、『ラーメン専門一番 永山店』を開いたのは平成6（1994）年。

忠和にあった本店は、すでに閉店してしまいましたが、本店で修行した味を30年経った今も忠実に守り続けています。

これまで醬油ラーメンと牧場ラーメンを紹介しているので、今回はこれまで食べたことが無い「味噌キムチラーメン」を注文してみます。

お品書きの一番上に「みそラーメン」と書かれてるように、『ラーメン専門一番 永山店』で一番人気は「みそラーメン」。

その自慢の「みそラーメン」に自家製のキムチをのせたのが「味噌キムチラーメン」です。

まずはスープを一口頂きます。コッテリ濃厚なみそ味のスープに、キムチの辛さと酸味が加わって絶妙な旨さ。

注文した時に店主が「キムチがけっこう漬かっていて、酸味があるけど大丈夫？」って聞かれましたが、その酸味がスープの旨さの幅を広げています。

平ざるを使ってたっぷりのお湯に泳がされた麺は、茹でムラが無く絶妙な硬さ。

そして、もやしは丁寧にひげ根が取り除かれています。

もやしのひげ根を取るのは、かなり手間がかかる大変な作業です。ラーメンにもやしをトッピングするお店は多いですが、ひげ根を取っているお店は、旭川ではたぶん『ラーメン専門一番 永山店』以外にはありません。

こんな丁寧に作られたラーメンが、美味しくないわけありませんよね。