【横浜市泉区】これぞハマの原点。中華街発祥の横浜名物が、泉区で楽しめるという驚愕の真実
横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!
横浜の御当地ラーメンといったら、昭和49年創業の「吉村家」に端を発する「家系ラーメン」か、醤油ラーメンの上に野菜たっぷりのあんを乗せた「サンマーメン」が有名ですよね。
サンマーメン(生碼麺)はもともと中華街の中華料理屋さんのまかないで、「新鮮で栄養のある料理を料理人に食べさせてあげたい」という当時の料理長さんの思いが詰まった料理だそう。
まさに、横浜の「愛」を具現化したお料理なわけですね。
このサンマーメンは横浜市を中心にいろんなお店で出されており、みうけんも40年以上の生涯に渡りいろんなお店で食べてきた中で、いちばん美味しいと思えるサンマーメンがここ「いずみ中央」にあるのです。
やってきたのは、相鉄線いずみ中央の駅前、「麺sれすとらん YABU」さん。
みうけんが10年以上前にいずみ中央に住んでいた頃、よく通ったお店です。
店内はカウンター、テーブル席があり、いつもは多くの方々で賑わっています。
お座敷席もあり実に広々としています。
お子様連れの場合、ゆっくり腰を据えて飲みたい場合はこちらのお座敷もオススメです。
メニューも麺類からご飯もの、定食、丼など何でもござれ。
ビールにハートランドが置いてあるお店は、間違いがないんです!
今回注文するのは、もちろん「サンマーメン」(880円)。
サンマーメンを狙うなら、「3」のつく日がいいんですよ。何と言ってもサンマーメンが3割引になります。
さて、水などを飲みつつしばらく待つこと5分。実に懐かしく店内を眺めていたら、到着しましたよ。
茶色のスープに白いアンがバエる、みうけんの好きなタイプのサンマーメンです!
スープは鶏ガラと野菜の出汁がしっかりと効いた醤油味のスープ。
いや、野菜の出汁はアン由来のダシもあるのでしょう。
どちらにしても、しっかりとした旨味が効いています。
その旨味の中に、でコショウがビリッと効いていて美味しく仕上がっています。
アンと一緒に麺を持ち上げると、トロッとした感触が箸を通じて伝わってきますねぇ。
よく、アンにもこってりと醤油味をつけるタイプのサンマーメンも口にしますが、個人的に味が濃いと思うので、やはりアンは白いアンが好みです。
麺は細めのストレート、シッコシコな茹で加減で、このスープにもこのアンにも相性はバツグンです。
アンの具材は、これまたたっぷり。
キャベツ・細切りたけのこ・にんじん・きくらげ・もやし・肉といったもので、まさに栄養たっぷり・旨味たっぷりです。
炒め加減も適度にシャクシャク、適度にフンナリでアンとの相性もスバラしく良いのねぇ。
これはタマラんとドドドドとすすると、あっつあつなアンとスープがお口の中で混ざり合って、これこれこれぞサンマーメンの醍醐味ってぇヤツですよ。
やはり、このお店のサンマーメンは個人的に一番好きだなと思います。
◆◇◆後記◆◇◆
この、実に満足感が高いサンマーメン。
この日は3日に注文したので破格の616円でした。
いや、別に狙ったわけじゃないんですけどね。
このお値段でこのクオリティの物がいただけるというのは、まさにマスターと奥様の努力の賜物と言えるでしょう。
スタッフさんもニコニコとされていて下町的な温かみを感じるし、店内も何十年も変わらない良さがある。
正直、いずみ中央という街は外食をしようとすると選択肢がすごく絞られてしまいます。
それでも、時折このサンマーメンのためだけに、片道40分かけていずみ中央に帰りたくなる。
そんな、ふるさとの味なのかも知れませんね。
045-802-4004
営業時間 11:00〜14:30(LO,14:00)
17:00〜21:00(LO,20:30)
定休日 日・水曜日
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。