米中関係(5)
高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長
外交面で、毛沢東はアメリカとの接近という大きな選択をした。同じように、国内的に大きな決断を下したのがトウ小平(1904年~1997年)であった。トウ小平は、毛沢東の死後の中国において、強い指導力で経済改革を実施した。「改革開放」という名の資本主義的な経済政策であった。外資を誘致して中国の経済を一変させた。
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