【Xmasプレゼントにも】小学生が使うならAndroid?iPhone?両方使った小4娘と考察
皆さん、こんにちは。小学生姉妹のママで、ライターのtonです。毎日寒い日が続き、世間はすっかりクリスマスムードですね。クリスマスプレゼントや、年末年始の準備で慌ただしくされているおうちも多いのではないでしょうか。
私自身も、わが家の小4長女が、サンタさんにiPhoneをもらう!と言い出したため、あれこれ忙しなくリサーチしているところです。(本記事をもし娘が見てしまった場合に備えて、何をリサーチしているかは伏せさせていただきます…。)実は娘は現在Androidの端末を使用しているのですが、自宅用としてiPhoneを使用していて、買い換えるなら次はiPhoneがいい!とのこと。小4でAndroidとiPhone両方使ってみたことのある子は少ないのでは?ということで、子ども目線でのそれぞれのメリット・デメリットを一緒に検討してみました。
娘のスマホ歴
まずは、娘がこれまで使ってきた端末歴を簡単にご紹介します。
- 自宅用としてお下がりのAndroid端末(AQUOS)を使用。
- AQUOSの画面が割れたため、自宅用をお下がりiPhoneに。
- 子ども向けAndroidスマホのサブスクでついにキャリア契約。(HamicMIELS)
- あらかじめ予定していたサブスク契約期間の終了が近づいてきて、次どうする?状態に
- 「サンタさんにiPhoneもらうわ!」←イマココ!
と、いうわけで、キャリア契約をして使ったのはAndroidのみ、しかもキッズ用スマホのみなので、今回の記事に登場する小学生目線のメリットデメリットはあくまで端末としての評価のみになります。キャリア契約をした上での意見に関しては、同じく両端末を使用してきた私の意見や、次の端末のためのキャリア選びに際してリサーチした内容をもとに記載しますので、あらかじめご了承下さい。(端末保証がどうちゃらこうちゃら…とかどう考えても小学生の意見じゃないな、というところは、親の意見ですよ、という認識でお願いします。)
Android端末のメリット
ここからは、早速Android端末のメリットについてご紹介していきます。
端末の優劣がバレにくい
メリットとして娘が1番に挙げたのが「スマホ何使ってるん?って聞かれた時に、iPhoneやったら、えーそんな古いやつ使ってるん?とか言われてる子いるけど、Androidやと、みんなあんまり知らないから、へえーってすぐ話が終わる」ということでした。iPhoneだと数字の部分で機種の古さがすぐにわかってしまいますが、Androidは機種が豊富なため、子ども目線では機種の優劣がわからないため、古い機種でもバカにされない、ということなのだとか。周りの友達からの意見を気にする、子どもならではのメリットかもしれませんね。
学校で使用している端末がAndroidのためわかりやすい
小学生たちが学校から支給されて使っている端末は、Android端末が多いようで、iPhoneを使うと違和感を感じるケースもあるようです。
例として娘が挙げたのが、アプリの名前。撮った写真を見返す時、Androidでは「ギャラリー」アプリを利用しますが、iPhoneでは「photo」というアプリを使います。学校用端末は、娘の小学校では、デスクトップにアプリを追加できないようになっていて、アプリを出してくる際にスタートボタンから検索をすることがあるそうなのですが、「隣の席の子が、普段はiPhone使ってるから覚えられへんらしくて、写真見るアプリの名前何やった?っていっつも聞いてくるねん。」とのこと。他にも、ChromeとSafariの使い勝手の違いなど、iPhoneユーザーが混乱しているシーンはたまに見かけるそうで、学校用端末がiPadになるか、本人が順応しない限りは、違和感を感じ続けることになりそうです。
比較的端末価格がリーズナブル
キャンペーンなどを除くと、端末価格はやはりAndroidの方がリーズナブルなものが多い印象です。子どもが使う場合、画面が割れたり壊したりというアクシデントも考えられるため、最近増えている「45ヶ月払いにしておいて、24ヶ月で返却すれば残り24ヶ月分の支払いは免除」のシステムはリスキーだと考えるママもおられると思います。そうなると、一括支払い金額が安いAndroid端末を選ぶのも賢い選択かもしれません。
Android端末のデメリット
端末ごとに使い勝手が違う
Androidだからといって、製造メーカーが違えば使い勝手は異なります。娘いわく「その機能どうやってやってるの?」と子ども同士で操作についての話をする時に、Android同士だと全く操作方法が違うので教えられない(教えてもらいにくい)のだとか。(最近だと、ダイナミック壁紙のやり方を聞いたけど、ダウンロードの仕方が違っていてよくわからなかった、とのことでした。)親目線でも、子ども用に購入する端末が、自分が使っているのとは違うメーカーのものだと、聞かれてもわからないことがある、とママ友から聞いたこともあります。
操作がわからない部分があっても友達や家族に聞きにくいと、慣れるまで時間がかかってしまう可能性も。
スマホ周辺グッズが見つかりにくい
小学生にとっては、何よりの死活問題なのがAndroid端末のケースや周辺機器がiPhoneに比べて圧倒的に少ないこと。 特に、少し古くなってきた端末は、ケースもガラスフィルムも見つかりにくくなってきます。娘の友達でも、Androidを使っている子は「iPhoneはケースがあちこちで売ってていいなー」と言っているのだとか。
端末の寿命が短い
周りの話を聞いてみると、リーズナブルなAndroid端末だと、2年程度で電池容量が減って1日持たない状態になったり、動きがもっさり重くなってしまった、というケースは少なくありません。先日、娘のスマホについて聞きに通信キャリアのショップに行ったのですが、店員さんが言うには、OSのサポートだけで見ても、Androidは2年から5年程度(メーカーやキャリアにより異なる)。iPhoneは5年から6年程度はサポートされることから考えても、Androidの方が寿命が短いものが多いというのは事実としてあるようです。
iPhone端末のメリット
友達同士で情報が共有できる
娘の周りの友達だけ見ても、AndroidよりはiPhoneユーザーの方が多く見受けられます。Android端末のデメリットでも記載した通り、子ども同士で操作方法などを教えあったりすることもあるため、ユーザーが多いiPhoneの方が情報共有しやすい点は、仲間意識が強く「お揃い」が好きな高学年の子たちには特に、大きなメリットとして感じられるのかもしれません。
キャンペーン対象になりやすい
通信キャリアで「キャリア契約とセットで申し込むと一括1円!」などのキャンペーンが開催されているのを見かけたことがありませんか?iPhoneは、そういったキャンペーンの対象端末として指定されていることも多く、お得に端末を手に入れやすい端末でもあります。小学生の場合は、キッズ携帯からの乗り換えキャンペーンやスマホデビューキャンペーンを利用して、iPhoneを購入しているおうちも多いようです。
ケースやガラスフィルムが見つかりやすい
またまた、Android端末のデメリットと内容が重複しますが、iPhoneのメリットとして娘が1番大きいと感じているのが周辺アクセサリーの豊富さです。AndroidにするかiPhoneにするか迷っていた時にも、「390マートやsheinで欲しいケースを見つけても、大抵がiPhone用なんよなあ…」とつぶやいていたので、iPhoneが欲しいと言い出した決め手のひとつであることは間違いないようです。親的にも、iPhoneだとガラスフィルムが100円ショップでも販売されているので、割れたら直ぐに張り替えられるのは大きな魅力だと感じます。
iPhone端末のデメリット
新しめの端末は高額
子どもの中でも、最新機種や上位機種は自慢できる、という意識があるようで、新しい機種を欲しがる子も。そうなると、驚くほど、息を飲むほど、子どもに持たせるのをためらうほど、高いです。分割購入するとしても、総額が20万超えしてきたりすると、母としては、子どもに気軽に持たせることは難しいな、と感じてしまいます。私なら、子どもが新しい端末を持ちたがったら、自分で購入できるようになるまでは諦めてもらうよう説得し、子どものうちは、中古端末や安めの端末を使用してもらうようお願いするかもしれません。
学校用Androidタブレットと操作法が混ざる
Android端末のメリットとして紹介したように、学校用のタブレットはAndroidなので、初めのうちは操作方法に戸惑う子もいるようです。子どもは順応性が高いので、ほとんどの子はすぐに慣れて問題なく使えるかと思いますが、いつまでたっても慣れない子もいるようなので、その場合どうするかはあらかじめ検討しておくと安心です。
修理費用や端末保証が高い
端末自体が高価なこともあり、Androidに比べてiPhoneの方が修理費用が高くなります。iPhoneを使っている子どもたちに聞いてみても、やはり親から「大事にしてね」と念をおされていたり、画面を割ってしまった時にはすごく怒られた、という子もいました。
キャリアやAppleが提供している端末保証サービスに加入すれば、修理費用は安くなりますが、私が契約している楽天モバイルでも、Android端末の保証は月に一律715円なのに対し、iPhoneの保証は月に800円から1460円(機種により異なる)と、高くなります。端末の強度は年々向上してはいるようなので、個人的には、大切に使える子なら大丈夫なのかなとは思いますが、性格的に荒っぽいことをしそうな子には不向きと言えるかもしれません。
終わりに
子どもと共に考えた、iPhoneとAndroidのメリットデメリットをご紹介した本記事、いかがだったでしょうか。他にもたくさん子どもたちはそれぞれのいい所や悪い所を挙げてくれたのですが、記事の都合上、各三つずつのご紹介になってしまいました。
Android、iPhone、それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、お子さんにピッタリの端末がみつかるといいですね。