【芸術の秋】子どもと行く美術館のススメ。先輩ママが教える不安ポイントへの対処法!
皆さん、こんにちは。小学生姉妹と0歳ベビーのママで、ライターのtonです。日中の暑さがようやく少しずつましになってきて、おでかけ日和な日が増えてきましたね。今回は、子どもと行く美術館についての記事です。子どもに芸術に触れる機会をつくってあげたいけど、美術作品なんてわからないし、そもそも子どもを連れていって迷惑にならないか心配、というママは多いのではないでしょうか?実は私も、子どもと行くようになるまで、美術館にいったことがなかったため、イメージがわかず、インターネットやおでかけ情報誌などに掲載されている子連れ美術館レポを見ても、「きっとお利口さんな子なんだろうなあ」「芸術に造詣が深い親御さんなんだろうなあ」と、感じていました。
しかし、長女が美術作品に興味を持ったことがきっかけで、美術館デビューをしてみると、案外親子共々楽しめることに驚きました。今回はそんな我が家の美術館の楽しみ方と、不安ポイントへの対処法をご紹介したいと思います!
子連れで楽しめる美術館の選び方
まず大切なのが、美術館選びです。子どもと行く際に気をつけてチェックしたいのが以下の3点です。
- 体験コーナーや参加型イベントなど能動的な体験ができるか
- 館内に休憩スペースや授乳室があるか
- また行ける距離か
能動的な体験ができるか
美術館に慣れていないと、ただ見るだけの展示ばかりでは子どもが飽きてしまう可能性も。学芸員さんが展示を見ながらお話ししてくれるイベントや、五感で美術品を体験できるコーナーなど、子どもが楽しく参加できる時間がある美術館がおすすめです。
休憩スペースや授乳室があるか
もう授乳はしない年齢のお子さんしかいないお家でも、授乳室や休憩スペースがあるかどうか、一度チェックしてみて下さい!美術館サイドに、子どもを受け入れるつもりがあるかどうかのパラメーターになります。
また行ける距離か
遠くにドライブがてら美術館に行く、というおでかけも楽しいですが、行こうと思ったらいつでも行けるくらいの近さの美術館なら、年齢や立場が変わって再訪した時に、前とは見方が変わっている子どもの姿が見られるのでおすすめです。親側も「頑張って行く」距離だと、楽しまないと!しっかり見ないと!と気負ってしまうので、「グズったら帰ればいいやー」と思える点からも、近めの美術館を選ぶのがいいかもしれません。
親の心配ポイントと対策
心配事①騒がないか
子連れファミリーが一番気になるのは、子どもが騒いだりして、落ち着いて美術を鑑賞したいと思っている他の方のご迷惑にならないか、ということではないかと思います。実際には、美術館の厳かな雰囲気に圧倒されて静かになる子も多いですし、他の入館者の方も、そこまでカリカリした雰囲気はなく、子連れ家族に寛容な印象です。それでも、騒いだらどうしようと不安に感じるママは、以下の対策をしておくと安心ですよ!
対策
- 騒いだときにすぐに外に出られるよう出口の位置を把握しておく
- 機嫌がなおるまで滞在できそうなスペース(屋外展示やカフェなど)の目星をつけておく。
心配事②芸術を知らない親で大丈夫?
私自身、芸術に関しての知識や楽しみ方を全く知らないので、美術作品に関して子どもに聞かれた時に教えられるのか、不安に感じていました。実際には、絵の一つ一つに解説がついていることがほとんどなので、子どもからの簡単な質問にはその場で答えられます。またこどもたちは絵の細部や印象(この人なんか怒ってるのかなあ、とか、これはウサギに見える!など)を楽しむことも多いため、どんな絵かという頭で理解する部分は、親もそこまで気にしなくていいのかな?と感じています。それでも不安なら…↓
対策
- 事前に美術館のHPで、貯蔵されている作品のことを下調べ
- 芸術に正解はなく、感じるままに楽しむのが正解、と子どもに言い聞かせておく
心配事③楽しめるのか
美術品を見ることや、美術館の雰囲気を、子どもたちが楽しめないのも困りますよね。楽しくなかった思い出ができてしまうと、今後も芸術鑑賞に苦手意識を持ってしまう可能性もあります。これに関しては、事前の対策がかなり重要になってくるので、ぜひ取り入れてみて下さいね!
対策
- 体験コーナーなどがある美術館を選ぶ(美術館の選び方参照)
- 美術館のホームページなどで所蔵作品を親子で軽く予習!作品の内容ではなく、どれが好き?など会話に織り込むことで、見覚えとエピソードを作っておく。
- 疲れてしまって楽しめなくならないよう、昼食や休憩を挟むプランをたてる。
子どもと美術館を楽しもう
子どもと美術館を楽しむためのポイントをご紹介してきた本記事、いかがでしたか?心配事のほとんどは、実際に体験してみると、取り越し苦労だったと感じるのですが、対策をしておくことで、親の方も心に余裕ができるという効果もあります。
美術館に行くまでの段取りをまとめると、
- 行きたい美術館を決める
- 所蔵品や、休憩場所・出口をリサーチ
- 親子で所蔵品について簡単に話し合う
- 楽にみて回れるタイムスケジュールを考える
と言う感じでしょうか。こちらを参考にして、ぜひみなさんも、家族で美術館を楽しんでみて下さいね!