こんにちは。日野市のローカル情報をお届けするひのさんぽです。

今回は、とても残念なお知らせです。JR中央線日野駅のバスロータリーのすぐ近くで長年営業を続けてきた青果店「KISHIZOU（キシゾウ）」が、2024年3月23日（土）の営業をもって閉店することが判明しました。

いつも目にしていた緑色の看板。昔ながらの八百屋さんが街から姿を消してしまうというのは悲しい気持ちになりますね。

「もう営業を続けていくことができなくなったから。」と言葉数少なく語ってくれた店主。冬になると焼き芋を店頭で焼いていて、その甘い香りに誘われてお店へ足を運んでいた方も多かったのではないでしょうか。

大きな文字で価格や商品、産地が書かれていて、遠くからでも並んでいる商品が一目でわかるような、非常に見やすい陳列の「KISHIZOU（キシゾウ）」。

近隣のスーパーよりも安いものも多く、日常的に利用していた方にとっては閉店のお知らせはショッキングなはず。

出入り口のドアのないオープンスペースは今や希少で、昭和の香りを感じることのできる八百屋さん。前を通れば「今日は〇〇がお買い得なのね。」など、店頭でさくっと新鮮な野菜や果物を買うことができる、暮らしに身近なお店でした。

長きに渡り、地元の方々の食卓を支えてきてくれました。

最終日、2024年3月23日（土）は通常通り18時閉店とのことでしたが、商品がなくなり次第に終了となるそうです。最後に挨拶をしたい、買い物をしたい、という方はお早めにどうぞ。

KISHIZOU（キシゾウ）
住所：日野市大坂上１丁目３２−１
2024年3月23日（土）をもって閉店