大谷翔平が通った岩手の中華料理店 日帰り可能!サンマー揚げ焼きそばがまいう~
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岩手県のほぼ中央に位置する花巻市。
作家であり、農業家でもある宮沢賢治が生まれ育った場所で、東京から遠いイメージもありますが、実は3時間圏内。日帰りも可能な場所です。
宮沢賢治が耕した畑など、いくつかの観光名所があります。
一方最近では、メジャーリーガーの大谷翔平選手や菊池雄星選手を輩出した、花巻東高校の存在も知られ、周辺を見学に来る人も見られます。
大谷翔平選手と菊池雄星選手が通った中華料理店
JR花巻駅(※新花巻駅とは異なります)と、花巻東高校を一直線に結んだちょうど中間に、中華料理の一品香があります。
創業50年超。大谷翔平選手と菊池雄星選手が、高校時代に通っていたお店です。
行列店と聞き、夜の部の開店の17時前に訪ねましたが、冬場の平日ということもあり、幸い並ばずに入店できました。
店内は暖かみのあるランプが印象的。ほかに、カウンター3席と、広めの小上りがあります。
初代が横浜で修業したため、岩手では珍しい、神奈川のサンマー麺が名物。
大谷翔平選手が注文した料理については、当時高校生だったことと、繁盛店で客席数も多いため、実はお店側も覚えていないとのこと。
今回は大谷選手が注文したのではないかとの噂がある、サンマー揚げ焼きそば(790円、訪問時)をチョイスしました。
想像より大サイズ!
太めの揚げ焼きそばの味と食感が見事なうえ、少し食べ進めると、中からゆで焼きそばが??
揚げ焼きそばに、あんかけの水分が染みたのかもしれませんが、ゆで焼きそば風になった食感も超一流で、少々食べ歩きに覚えがある筆者も、驚くばかりです。
あんかけは、甘さにも塩味にも頼らない、絶妙なバランス。一般的なあんかけ焼きそばと数段違い、行列店になるのも納得の味でした。
花巻東高校へと続くナゾの道
中華料理の一品香を出て、腹ごなしに花巻東高校を目指すと、不思議な道を通ります。並走する道より1段高くなっており、もしや鉄道跡では?とピンときました。
ブラタモリ花巻編でも取り上げられ、タモリさんもしきりに気にしていましたが、番組では駅前と高校前のみ紹介されていました。
花巻駅から一品香まで徒歩10分、さらに15分歩くと花巻東高校があり、大谷翔平選手MVP・ホームラン王獲得記念モニュメントは見学が可能です(下のリンクで紹介)。
【ブラタモリ花巻編 全ロケ地】野球や農業を変えた、大谷翔平と宮沢賢治を生んだ土地#150(とらべるじゃーな!)
東北新幹線経由の場合、新花巻駅よりも、盛岡駅や北上駅経由が便利な時間帯があります。また、川崎、バスタ新宿と八戸を結ぶ夜行バスがあり、矢幅駅バス停経由でも行くことができます。
※複数の世界遺産を徒歩で回れる、平泉とあわせての訪問もおすすめです。
【ブラタモリ平泉編 全ロケ地】世界遺産をめぐり、奥州藤原氏の栄華を知る#56(とらべるじゃーな!)
一品香
〒025-0064 岩手県花巻市桜台2丁目3−18
平日 11時30分~14時00分/17時00分~21時00分
日曜日 11時30分~14時00分/17時00分~20時30分
定休日 月曜日
電話 0198-24-4018