【防災】片づけのプロが解説!安全な家で怪我をしないために見直しておきたい暮らしのNG習慣2選
近年の大雨による災害をはじめ、防災に対する意識も高まっている人もいるのではないでしょうか。防災グッズを揃えることも大切ですが、じつは暮らしの習慣によって災害による二次被害をまねく恐れがあります。今回は片づけのプロが教える、2つの暮らしのNG習慣をご紹介します。
1.物を持ちすぎている
たくさん物を持ちすぎていると、災害が発生した時に物が凶器となり落下や転倒などの怪我や事故を引き起こす可能性があります。また物が破損した場合、100個より1000個の物の方が片づける時間や労力の負担も増えるのでストレスも大きくなります。
筆者は極端に物を減らして暮らすことをすすめている訳ではありません。しかし、いらない物をなるべく減らしておくと、地震や水害などによる物の落下や破損も抑えられるので二次被害を防ぐことにつながるでしょう。また、いらない物を減らすと収納スペースにも余裕が生まれるかもしれません。本当に必要な物と必要な量で暮らす習慣は有事においても心強いはずです。
2.物を置きっぱなしにしている
部屋のあちこちに物を置きっ放しにするのも、災害による二次被害をまねきやすいので注意したい習慣です。
窓やドアのそばは避難経路を塞いでしまい逃げ遅れたり閉じ込められる恐れがあります。ほかにも階段や廊下に物を置きっ放しにしていると避難の際に怪我をする危険も。災害は夜中に発生したり停電が起きる場合があります。決して視界の晴れた良好な状態とは限らないので家の避難経路となる場所に物を置きっ放しにしないようにしましょう。
一時的に物を置くのであれば、低い位置や避難経路から離れた場所を意識して溜めこまないように心掛けましょう。
習慣を見直して安全な家をめざそう
片づけは災害対策と無関係のようにみえますが、習慣によって身の安全が危うくも助かることもあります。防災に限らず暮らしの習慣を見直すことで快適で安全な家を目指していきましょう。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
※記事内容は執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※プロフィールからフォローしていただくと、生活に関する情報をいち早くチェックできます。