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【暮らし】「無洗米」にしたら時短と節約が両方叶ったうえに便利だった

川崎みさ暮らしの講師

元海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

皆さんは「無洗米」を使ったことがありますか?わが家では、数年前にお米を「無洗米」に変えて、食事の準備にまつわるプチストレスがなくなりました。

年間18時間以上の時短ができる

以前は、お米の分量をはかり、水を注ぎ、研ぎ、研いだ後に水を捨てるを3回繰り返すため、ご飯を仕込むのに4分ほどかかっていました。しかし、無洗米なら米をはかり分量ぶんの水を注ぐだけなので、仕込みにかかる時間は1分ほど。

「米」は基本的に毎日炊くので、1日3分間の「米を研ぐ時間」が短縮されただけで、年間18時間以上(3分×365日ぶん)の時短になっています。

「米を炊く」家事を家族に頼みやすい

無洗米を使い、「短時間」かつ「簡単」に米が炊けるようになってから、家族に「手伝って」と頼みやすくなりました。現在、わが家のお米を毎日炊いているのは小6の長女。

おかげで「米を炊く1分の手間と時間」も、わたしがやらずに済むようになったため、年間6時間(1分×365日ぶん)の家事の時短にも成功しました。

予定外の外食防止になって食費が減った

ご飯をつくる元気がなくても、米さえ炊いておけば何とかなる!と気が付き、手軽に炊ける無洗米に変えてから、予定外の外食も激減したわが家。

無洗米おにぎりと魚肉ソーセージ
無洗米のご飯とお茶漬けの素
無洗米のご飯と納豆

など、無洗米と簡単に食べられる食品ストックを活用しながら「ご飯をつくる元気がない日」を乗り切っています。

割高でも結果的に出費が減る

無洗米は有洗米に比べて、5キログラムあたりの価格が200円から300円ほど高めに設定してある場合が多いのですが、1回の外食にかかる金額に比べると断然、無洗米の方が安い!とわたしは考えています。(4人家族のわが家の場合、1回の外食にかかる費用は約4,000円のため)

家で食事をすれば、食事処までの往復の移動時間やガソリン代も不要になります。さらに、外食後のコンビニでの「ついで買い」なども減るので、わが家では無洗米に変えてから、家計全体の支出が減りました。

防災用のストックになる

6年前の西日本豪雨災害で被災したわが家。断水で水の供給がストップし、当時はお米を研ぐための水どころか、7月の炎天下のなか飲み水の確保にさえ困る状況でした。その経験から最低限の水で米が炊ける無洗米は、防災備蓄としても非常に優れた食品だと分かり、無洗米を買うようになりました。

「無洗米」にしたら時短と節約が両方叶ったうえに便利だった

年間18時間以上の時短ができる
「米を炊く」家事を家族に頼みやすい
予定外の外食防止になる
割高でも結果的に出費が減る
防災用のストックになる

気になる「味」ですが、船舶料理士の資格を持っているわたしの舌でも、有洗米との違いはあまり感じません。家族全員が毎日モリモリおいしく食べていますよ!

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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