縦型 vs ドラム式 洗濯機どっちがいい?洗濯研究家が教える家庭に合った選び方
洗濯研究家の平島利恵です。「結局、縦型とドラム式、どちらがいいの?」と迷われる方も多いと思います。実は、洗濯機を選ぶ際に最も大切なのは、家庭の状況やライフスタイルに合うかどうかということです。今回は、縦型とドラム式それぞれの特徴や選び方のポイントを詳しく解説します!
縦型洗濯機の特徴
メリット
- たっぷりの水で洗うため汚れ落ちが良い
- 価格が比較的安く、初期費用を抑えられる
- 設置スペースが確保しやすい
デメリット
- 水道代がかかる
- 衣類絡みにより、生地が傷む場合がある
おすすめの家庭
- 泥や汗など、汚れた洗濯物が多い
(小さな子どもがいる、スポーツをする家庭など) - 手軽でシンプルな機能を求める方
ドラム式洗濯機の特徴
メリット
- 使用水量が少なく、省エネ・節水
- 乾燥機能付きで干す手間を省ける
- 衣類への負担が少ない
- 温水洗いができる
デメリット
- 初期費用が高い
- 乾燥までする場合、洗濯完了まで時間がかかる
- 設置スペースが必要
おすすめの家庭
- 共働きや育児で忙しく、家事の効率化を図りたい。
- 衣類を大切に使いたい、少人数の家庭や皮脂汚れがメインの家庭。
家庭に合わせた選び方のポイント
1. 家族の人数や構成
- 小さな子どもがいる場合
→泥汚れや食べこぼしの多い服が増えるため、汚れ落ちの良い縦型がおすすめです。 - 共働きや少人数世帯の場合
→干す手間が省けるドラム式が便利です。
2. 洗濯頻度と量
- 1日1~2回洗濯する場合
→縦型は洗濯時間が短く、大量の洗濯物に向いています。 - 少量の洗濯物を効率よく乾燥させたい場合
→ドラム式の乾燥機能が便利です。
洗濯機の適量を知ろう
洗濯機に入れて清潔に洗える衣類量は、洗濯槽いっぱいではありません。特にドラム式の場合は、ドラムの回転で衣類を上から下に叩いて洗うため、衣類を詰め込みすぎると十分に洗うことができません。
縦型の場合は洗濯槽の8割、ドラム式の場合は5~7割が適量です。
3. 設置スペース
- ドラム式は横幅が広く重いため、設置できない場合もあります。
- 縦型は省スペースで設置しやすいのが特長です。
4. ランニングコスト
- 節水・省エネを重視するならドラム式。
- 初期費用を抑えたいなら縦型。
縦型とドラム式の比較表
洗濯研究家からのアドバイス
「縦型かドラム式か」は、家庭の状況によって変わります。大切なのは、家族構成や洗濯頻度、汚れの種類に合わせて選ぶことです。洗浄力も乾燥もどちらも欲しい!という場合は、縦型洗濯機+乾燥機という選択肢もおすすめです。
ご家庭にぴったりの洗濯機を見つけてくださいね!