大掃除を簡単に!洗濯機で出来る「ソファカバー」の洗い方とお手入れ術
洗濯研究家の平島利恵です。リビングの主役ともいえるソファ、そのカバーは最後にいつお手入れしましたか? ソファカバーには汗や皮脂、食べこぼしなどの汚れが蓄積しやすく、放っておくと臭いや雑菌の温床になりがちです。この大掃除シーズンに、ソファカバーを丸洗いしてリビングをリフレッシュしませんか?
洗えないソファの場合でも活用できるリンサーについてもご紹介します!
洗えるソファカバーの洗い方
■事前準備
- ソファからカバーを外し、チャックをしっかり閉める。
- 洗濯表示を確認し、洗える素材かどうかをチェック。
※「桶マーク」に数字が「30」とあれば水洗い推奨、温水洗いは避けましょう。
■用意するもの
- アルカリ性粉末洗剤
- ゴム手袋
- お湯取りホース(縦型洗濯機の場合)
- 重し用の水入りペットボトル(必要に応じて)
縦型洗濯機の場合
- きれいなお湯を洗濯槽に溜め、アルカリ性粉末洗剤を投入して「洗い」モードで撹拌。
- 洗濯機を停止し、ソファカバーを沈めて30~40分つけ置きする。
※浮いてくる場合はペットボトルで押さえます。 - 洗剤を追加し、すすぎ2回以上で洗濯。※洗濯表示に従う
- 風通しの良い日陰で乾燥させる。乾燥機は傷みの原因になるためNG。
ドラム式洗濯機の場合
- つけ置き洗いはできないため、40度程度の温水で丸洗い。
- 洗濯後は乾燥機能を使わず、風通しの良い日陰で乾かします。
【洗濯時の注意点】
- お風呂の残り湯は使用せず、必ず清潔なお湯を使用しましょう。
- 洗濯槽掃除を事前に行い、洗濯槽の汚れが付着するのを防ぎましょう。
我が家の2年洗っていないソファカバーを洗ってみると…
買ってから2年間洗っていなかったソファカバーを、縦型洗濯機の中ででつけ置き洗いしました。毎日座るソファカバーにはこんなに汚れが蓄積してるのかと驚きました…!
洗えないソファカバーのお手入れ方法
洗濯できないソファカバーの場合は、「リンサー」を使ったクリーニングがおすすめです。リンサーは水と吸引の力で汚れを落とすクリーニング機械で、洗濯が難しい布製品や家具のお手入れに最適です。
- リンサーに清潔な水をセットする。
- 汚れた箇所に水を吹き付け、汚水を吸引する。
- 汚れ具合に応じて数回繰り返し、仕上げに乾いた布で拭き取ります。
リンサーを使うと、見えなかった汗や皮脂汚れがごっそり落ちてスッキリ!家庭用の小型リンサーも手軽に入手できるので、ぜひ取り入れてみてください。
ソファカバーの丸洗いで清潔なリビングを!
毎日使うソファは、家族みんなが集まるリビングの中心的存在ですよね。汚れをリセットするだけで部屋全体が明るくなり、気分もリフレッシュします。ソファカバーが洗える場合は丸洗いを、洗えない場合はリンサーを使って清潔を保ちましょう。
大掃除のタイミングで蓄積した汚れを落とし、気持ちよく新しい季節を迎えましょう!