糖尿病リスクにも!?睡眠不足の意外な体への悪影響3つ
睡眠不足による悪影響は、日中の眠気や疲労感だけではありません。2型糖尿病のリスクが上がることもわかってきています。
若い方、痩せている方も注意が必要です。
この記事で紹介すること
・睡眠と糖尿病の関係
・睡眠不足の危険で意外な体への悪影響3つ
・睡眠と糖尿病の関係
睡眠時間が短すぎたり、また長すぎたりすることでも2型糖尿病になりやすいことがわかっています。また逆に、糖尿病の方は睡眠の不調が出やすいともいわれています。どちらにしろ睡眠と糖尿病は関りがあることがわかっていますので、睡眠の不調を感じている方は、糖尿病予防のためにも睡眠の対策を早めに行っておきましょう。
・睡眠不足の危険で意外な体への悪影響3つ
❶食欲の増加
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると食欲が増すことがわかっています。食べすぎてしまう生活を送っていると、糖尿病リスクが高くなってしまうでしょう。
過度な食欲がある方、ダイエット中の方も睡眠の見直しはおすすめです。
❷代謝の低下
睡眠不足によって、代謝が低下することがわかっています。食欲が増し、さらに代謝が低下してしまうため、肥満傾向になりやすいともいえます。肥満により、生活習慣病や糖尿病のリスクも上がってしまうでしょう。
❸血糖値コントロール機能の低下
血糖値は1日のうちに変化しています。食事などで一時的に上がりますが、上がった血糖値を低くするインスリンというホルモンが体内で働くことで高血糖が抑えられます。
しかし睡眠が不足しているとこのインスリンの効きが鈍くなってしまいます。血糖が上がっても適正状態に戻りにくくなり、2型糖尿病のリスクが上がってしまいます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。睡眠と糖尿病は無関係と思われがちですが、睡眠の不調や睡眠時間が短いことは2型糖尿病発症のリスクとして考えられています。若い方や痩せている方でも糖尿病になる可能性はゼロではありませんので、睡眠に不調を感じている方は元気なうちに早めの睡眠対策を行っておきましょう。