【高知市】大橋通り商店街そばの「メガネの天狗堂本店」が廃業。100年以上の歴史に幕を閉じる。
皆さんは大橋通り商店街のそばに「メガネの天狗堂本店」というメガネ屋さんがあるのをご存知でしょうか? こちらは100年以上の歴史を持つ老舗のメガネ屋さんで、長い歴史の中でたくさんのメガネの販売や調整、修理を手掛けてきたお店です。
しかしこちらがこの度廃業し、その長い歴史に幕を閉じました。
「メガネの天狗堂本店」があるのは高知市本町。大橋通り商店街のすぐそばにありました。路面電車が走る電車通り(国道32号線)に面していますし、看板に大きな天狗の顔がついているのでとっても目立ちます。利用したことはないけれど、お店の存在は知っていたという方も多いのではないでしょうか?
お店が廃業したのは2024年3月31日。創業は明治39年(1906年)だそうなので、100年以上の歴史がありました。
高知市内には「メガネの天狗堂本店」と名前がよく似た「天狗堂めがね店」というお店がはりまや町と塩田町にあります。こちらは「メガネの天狗堂本店」の廃業とは関係がなく、2024年4月以降も営業中です。
私は子どもの頃、このお店の天狗の顔が怖かったので、母の自転車の後ろに乗せられてお店の前を通る時は母の背中に顔を埋めて見ないようにしていた記憶があります。そんな苦い思い出の場所だったとしても、お店がなくなってしまうというのは寂しいですね。
「メガネの天狗堂本店」のスタッフの皆さん、長い間お疲れ様でした。
メガネの天狗堂本店
【住所】 高知県高知市本町2丁目1-12