トラックボールマウスについて、非常に便利な設定方法があるのでご紹介します。
言葉で説明するなら「右ボタンを押している間は、トラックボールを動かすと、マウスカーソルーを中心とした画面スクロールになる」という設定です。
あまりイメージがつかないかと思うので、動画でも撮影しました。
通常、トラックボールをコロコロと転がすと、マウスカーソルが動きます。スクロールしたいときは、マウスホイールを使用するでしょう。
しかし今回ご紹介する設定をすると、右ボタンを押している間はマウスカーソルがその場に固定されるようになります。
その状態でトラックボールを転がすと、マウスカーソルを中心とした画面スクロール機能に切り替わります。
Macのトラックパッドにおいて、指二本を使った状態に似ていますね。横スクロールなども自在に操れるようになります。
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設定方法
使用するのは「Hammerspoon」という無料アプリ。以下のサイトから「Download」をクリックし、リンク先のGitHubから最新のファイルをダウンロードします。
アプリを起動すると、Macのメニューにアイコンが追加されます。これをクリックし、「Open Config」を選択。
設定画面が開きますので、以下のコードをそのまま貼り付けます。
最後に「Reload Config」を選択して完了です。以降、Hummerspoonがバックグラウンドで起動している間は、「右ボタンを押している間は画面スクロールになる」という設定がアクティブになります。
なお、ボールを転がしたときの画面スクロールの方向を逆向きにしたいときは、設定したコードの以下の記述を変更してみてください。
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あとがき
この設定、トラックボールマウスを使っている友人に教えると、100%「すっごい便利ですね!」と反応してもらえるます!
過去に自身のブログでも紹介したのですが、より多くの人に知ってもらえたらいいなと思い、記事にしました!
もし身近にトラックボールマウスを使っている人がいましたら、ぜひ共有してあげてください。