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一年放置してもインクが乾かない万年筆「#3776 センチュリー」は私のようなズボラ人こそ持つべき逸品

ばんかデジタル型モノカキー

万年筆を長い期間使わずに置いておいて、インクが乾き、書けなくしてしまった経験はあるでしょうか?「自分はズボラだから、手入れが面倒な万年筆は性格に合わないのだろう」と諦めているのだとしたら、ぜひこの一本を使ってみて欲しい。

プラチナ万年筆の「#3776 センチュリー」。

日本最高峰の品質づくりを目指し、日本の象徴ともいえる富士山の標高を名に冠している万年筆です。

なにがスゴいか。インクがまったく乾かないのです。たとえ1年間放置したとしても、つい昨日使ったばかりのようなインクフローを保ってくれる。これは驚くべきことです。

私のように、ずぼらで、気分屋で、飽き性で、何本ものペンを使いまわしているような人には、最適な一本であると確信しています。

万年筆特有の面倒くささと無縁になれる。そんな素晴らしい万年筆が「#3776 センチュリー」なのです。

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インクは乾くのが当たり前

そもそもの前提として、万年筆のインクは乾くものなのです。

キャップをしてもインクの乾燥を完璧に防ぐことは難しく、インクは徐々に減っていきます。ペン先に付いていたインクは徐々に固まり、インクを通すことができなくなり、最終的には筆記すること自体が難しくなってしまいます。

したがって万年筆というのは、コンスタントに使い続けなければなりません。書き続けることで、インクが常に流動し、それによって固まりを防ぐことができます。

しかしこれが「言うは易し、行うは難し」というところ。

同じペンをコンスタントに使い続けるのは、簡単なようで、意外と難しい。少なくとも私にとっては。

いまは「万年筆が最高!」と思っていても、徐々に飽きてきて使わなくなってきたり、ボールペンが使いたくなったりと、気分は移り変わってしまいます。

私が飽き性ということもあり、鉛筆が恋しくなるときもあれば、4色ボールペンにハマる時期もある。1年を通して「この1本だけを使い続けた」という経験がありません。

なので私は、万年筆が不向きな性格なのかもしれません。

そんな私に似合う万年筆があるとすれば、それこそが「#3776 センチュリー」なのでしょう。

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一年使わなくても乾かない理由:スリップシール機構

万年筆のインクは乾く。そんな常識を覆したのが、プラチナ万年筆が開発した「スリップシール機構」です。

一年以上放置してもインク残量が減らず、インクも固まらないのです。

良好なインクフローが継続され、まるでタイムスリップしたかのように以前と変わらない書き味を再現してくれます。

以下は、キャップを完全に閉めた状態の万年筆を放置したときに、インク残量がどれだけ減るかを比較した図です。

これをみると、一年経っても70%強、二年経っても50%程度はインク残量が残っていることがわかります。

引用元:スリップシール | プラチナ万年筆

「メーカーが用意した都合の良い実験結果」だと思われるかもしれませんが、私の実体験がそれを否定します。

実際に、この万年筆を半年ほど放置した期間がありました。

久しぶりに使おうとペンケースから取り出し、ダメ元でノートにペン先を落としました。すると、信じられないほど流暢に、スラスラとインクが流れ始めたのです。

以前Twitterにて投稿した、2ヶ月間使わなかった「#3776 センチュリー」を再開したときの動画が、以下になります。

安い万年筆なら固まってしまい、まともに文字を書くこともできなくなるところですが、「#3776 センチュリー」はそんなブランクを感じさせません。

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ズボラな人におすすめしたい「#3776 CENTURY」

これなら私のようなズボラ人間でも、万年筆を持つ夢が叶う。

使いたいときに使って、飽きたらちょっとデスクにしまっておき、半年後の思いたったそのときに不自由なくまた使いはじめられる。

万年筆の唯一の弱点を克服した、老舗メーカーの技術の結晶ともいえる万年筆。それが「#3776 センチュリー」なのです。

デジタル型モノカキー

月間50万PVを達成する「あなたのスイッチを押すブログ」の中の人。Webディレクター・デジタルマーケターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でメディアライターとして活動をするパラレルキャリア。 「フクザツを分解し、カンタンに再構築」をモットーに、ブログや企業メディアでライティングをしています。商品レビュー・記事制作・メディア運用のご依頼を承っていますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせは各種SNSからご連絡ください。

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